現在と未来の狭間

現在と未来の狭間

文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

…という古い漫画を見つけた。私が高校生の頃に読んだ作品だからもう30年以上前になる。電子版はかなり安い価格設定で、最初の何巻かはAmazonで0円残りの巻は1冊99円という安さだ。これなら全19巻でもためらいなく買うことができる。

物語は主人公の強大なエスパー能力をもつ少女ランと、サイボーグでありながら尚且つ強大なエスパー能力を持つブルーソネットの戦いを描いたもの。

この漫画の結構面白いところはかなりぶっ飛んだ設定がある。主人公であるランは実は狼に育てられた狼少女(!)で、尚且つ超古代人の超能力を受け継ぐ(!!)という、まあ、なんというかどんな設定じゃ!とツッコミを入れたくなるような背景がある。

もう一人の主人公ともいえるブルーソネットは、謎の軍産組織タロンの超越した科学力でサイボーグとなった少女。彼女はかつてスラム街で生活し、母親の裏切りで悲しい過去を背負うことになるが、崇高なタロンの人類征服思想に触れ自らサイボーグとして生まれ変わることを決める。

舞台は現代日本の社会となっていて、学生生活やアルバイト、バンド活動といった若者のリアルな世界において、その裏側で強大な力と力がぶつかり合う、うーん、これってジュブナイルだよね。ここまで書くとね、なんだか少年誌に掲載されていた作品だと思うじゃないですか。実はこの作品、当時「花とゆめ」に連載されていたんですよ。

当時の”花ゆめ”と言えば、パタリロとか、スケバン刑事とか、ガラスの仮面とか連載していた時期だったかと思う。まあ、こう書くと別に少女誌で異色ということもないかな。

読んでいた当時はとにかく長く感じた。高校在学中には終わらなかったんじゃないかな。展開はかなり遅い。登場人物は次々と出てくるし、途中で巨大ロボットがランの仲間になったりと、なんでもありになってしまい収集がつかない感じだった。なので当時は最後まで読まなかったのだ。

だから最後は二人の戦いがどうなるかは全く知らない。ランもブルーソネットも似たような境遇にあって、どこか惹かれ合うようなところもあるのだが…。

今回30数年ぶりでどうやら最後まで読めそう。

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