ブログ復帰1周年 | 現在と未来の狭間

現在と未来の狭間

文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

今日でブログが復活して1周年である。

思えば昨年の8月27日に約8ヶ月ぶりにブログを書くことができた。

よしいなをきでブログを書くことはないのではないか、と考えたくらいだったのだが、空白の8ヶ月の間、徐々に書きたいことが増え続けて無事に復帰を果たしたのである。

そしてこの1年は欠かすことなくブログを書き続けた。いやあ、自分でもびっくり。土日は休んでも良いんじゃないかと思っていたのだが、結局は書いたのだ。1年365日、日々自分が生きてきたこと、透析のこと、仕事のこと、子供のこと、など余すことなく書き連ねた。

あまり背伸びせずに、自分の書きたいことだけ、思ってきたことだけを書いてきたから続けられたのだと思う。特に使命感も「誰かのため」とか「医療世界のため」とか大義名分が無かったから、肩の力を抜いて書くことができた。これからもこういう"ゆるい"感じで書いていけばいいかと思う。

復帰といえば自転車もそうだ。今日も少し走ってきた。

少し速い時間に目が覚めたので愛車の掃除をして、近所の自転車店に行ってサイコンを買ってきた。サイコンというのはサイクルコンピューターのことで、自転車の走行距離や走行時間、スピードなどを計測する機器である。


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古いサイコンが壊れてしまい、新しいものを購入した。自転車の色に合わせて緑色のもの。これで自分が走った距離など正確な数字を知ることができる。

ついでにベルも交換した。

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走行中、このベルを鳴らすことはほとんどない。むやみに鳴らしてはいけないという決まりがあるらしいのだが、付けなくてはいけないという決まりもある。だからこのベル、鳴らしても低くて鈍い音しかならない。これで正解らしい。

専用の洗剤を使って自転車全体を綺麗に掃除。

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これで多摩川まで走る。

今日の天気は曇天なので、厳しい暑さは感じない。まあ湿度はあるので汗はかく。適度に水分を取りながらゆっくりと走る。

途中で第2京浜沿のワイズロードに寄ってトゥークリップのベルトを購入した。トゥークリップというのは少しクラシカルなペダルへの足の装着具である。ちょうどスリッパを履くように足とペダルを固定する。固定するとペダルは踏むだけでなく引くという運動もできるようになる。つまり坂に登る時は片方の足でペダルを踏み、片方の足でペダルを引く、ということができる。足をペダルに固定するというのはちょっと怖い感じもあるが、これで走行が安定するということもある。

トゥークリップのベルトが新しくなり、足がぴったりとペダルにくっついた感じになる。これでちょっとした坂道も安心して登れる。

それにしても少しのうちに力が落ちてしまった。以前はもう少し早く走れたのだが…。

ゆっくりと多摩川を登っていく。暑さを気にしてか、それほど人も多くなく自転車で走るのには丁度良い。

やっと丸子橋まで来てこれを渡る。この橋は映画『シンゴジラ』でゴジラが粉砕した橋である。この橋の向こうでゴジラは陸上自衛隊の戦車部隊と対峙した。

橋からの眺め。

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こういう景色が見られるだけで、自転車に乗っていて良かったと思う。

透析で何もできないと思ったら何もできなかった。

ここまで来るのに少しずつ距離を伸ばした。今日は無理でも明日は、明日がだめでもあさってにと少しずつ、少しずつ。

また少しずつの繰り返しで無くした体力を取り戻そうと思う。

まあできる範囲、ちょっとずつで良いのだ。その方が生きる楽しみにもなる。
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