ちょこっと走ってきた | 現在と未来の狭間

現在と未来の狭間

文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

今日は図書館で調べ物があったのでちょこっと自転車に乗ってきた。

読売新聞の記事・医療ルネッサンス『いのちの値段 透析と人生』を読んできた。先々週から6回に渡り、現在の透析医療の課題を取り上げている。

図書館でコピーを取るのも久しぶりだ。第6回の『埋もれる現役世代の声』が自分にとっては一番興味深い。

仕事に追われ透析時間の確保が難しい患者や、就業時刻を15分早めたいと会社に申し出て拒絶された患者の
ことなどが書かれている。透析患者の中で現役世代と呼ばれる若い層は全体の中では少数である。透析治療が安定的な医療に成長した反面、逆に患者の困難さが見えなくなってきていると記事にはある。

以下、記事引用
>>現役世代が追いつめられているのは明らかだ。全国腎臓病協議会によると、過去5年間に退職した人が33%、解雇された人が9%いた。30〜40歳代に限ると、経済状態が「非常に苦しい」「やや苦しい」と回答した人は35%に上がった。

とある。財源の問題はあるとは思うが、医療費については手厚い補助がある。けれどもそれはまだ生きていく上での最低限の保障であって、健康な人と同じような生活をしていくためには働き方のモデルや、「限られた時間の中での働き方」というものを社会に理解してもらう必要がある。

このことは記事の内容も含めてまたブログの中で取り上げていこう。

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↑図書館に併設している公園にある噴水。流れ出る水を見ているとやっと夏らしくなってきたように思う。

図書館を出て少し自転車を走らせた。外はかなり暑かったが、流れ出る汗が風に当たって幾分か涼しくなる。

ちょっとした街乗りでも、自転車に乗っていると気分がいい。

ちょっと街の自転車屋さんに寄って洗車用の洗剤とブラシを買ってきた。これで愛車を綺麗にすれば、また自転車で走るモチベーションが上がる。

近くの川辺の道を走って近所をぐるりと回ってきた。ここしばらくは近所の様子もあまり見なかったので、ちょっとだけ懐かしい感じもする。


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毎年夏祭りをしている家の近くの諏訪神社。木々が生い茂っていて都会の中の神社のようには見えないね。

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