台風(熱帯低気圧)通過後の本日、山小屋へのご挨拶や足慣らしもかねて須走行ってきました。同行はいつものAさん。
まずはヒロハチチタケでも採りながらと車をゆっくり走らせていましたが、まったく姿が見えず。これぐらいの時期に採ってたんだけどと思いながら、空梅雨の影響か?などと考えながら次の目的を変更。
山椒を見に行きましたが、実ができているわけもなく。すぐに車に戻ろうとしたときにキノコ発見。
この1枚しか撮りませんでしたが、速攻で青変。もしかしてアメリカさん?とも思いましたが、スルーしました。そして5合目へ。
涼しいし景色も良い。やっぱり山はいいね~!
5合目に着くと、大きな工事の真っ最中。なんでもトイレの横にインフォメーションセンター兼避難場所を作るそうです。まあ、ありがたい話ですね。
山小屋でご挨拶をして色々な話をしてから、山へ入りました。キノコがないのは百も承知です。茶色のカヤタケのような小ぶりのキノコがたまにあるだけ。それでも森の中を歩くのは気持ちが良い!
小富士につくとかなりのご年配のご婦人3人組に話しかけられました。「ランを見に来た」とのこと。
私はズブの素人で全く詳しくないが山野草の中ではラン科が一番好きなんです。そういえば、キノコ狩り中に白い花のラン科植物を見たことがなんどもある。
詳しく話を聞いていると、「フガクスズムシソウ」という着生ランを見に来たようで、本には小富士の周辺にある…との記載も。スズムシソウは知っているが土から出る。着生の種もあるのかと興味を抱き、キノコもないので、同行のAさんの同意も得て、ご婦人方と一緒にラン科植物を探し出しました。
キノコと違ってランはとても小さく目立たない。探索速度もキノコの倍以上かかります。
開花前の蕾状態ですが、ラン科かな?と思いご婦人方に見てもらいました。「たぶん、キソチドリ」とのこと。なかなか蕾にピンとが合わず、ボケボケです。よ~く見ると時々キソチドリがありますが、すべて蕾状態。けっきょく開花しているものは見つかりませんでした。
これも気にしてみればけっこうあった「ムヨウラン」葉のないラン科植物です。ただ開花が終わった状態のものしかありませんでした。
マジでピントが合いません(泣)
ランを探しているとようやく食菌発見しました。
たぶんウスヒラタケ!
30くらいは生えていましたが、虫こぶができているのもあり、撮影だけにしました。
キノコ狩りの時に葉をよく見かけたので、何という花だろうと思っていた植物。ご婦人方に教えて頂きました。「コバノイチヤクソウ」
けっきょくフガクスズムシソウももう一種(名前を忘れた)もみつからなかったけど、私たち的にはそこそこ楽しかったです。まあ1回目としては満足でした。やっぱり5合目は気持ちがいいです。