2024.5月 南米③ 標高4000mの温泉(ボリビア) | ゆるゆる来たよ、オーストラリア♪

 

サンペドロ・アタカマからオハヨーゴザイマス。今日から3日かけウユニまで車移動。高山病予防に熱いコカ茶を飲み、真っ暗な朝6時に宿を出発。

 

サンペドロアタカマから約1時間でボリビア国境到着。


ここですでにもう標高4643m。

我々は朝7時前に国境に一番乗りしたけど、チリ側のイミグレーションは朝8時オープン。待つ間にピクニック式の朝ご飯。熱いお茶とアボカドバゲットが美味。

そうこうするうちにどんどん他の車も到着して長い列に。早く来て良かったー。


まずはチリ側で出国審査。そのあと車で5分位走ったボリビア側で入国審査。どちらも荷物検査はなく、パスポートとチリ出国はPDI(チリ到着時に空港で発行される入国書類レシート)、ボリビアは上のQRオンライン入国書類のみ。

 

ボリビアのイミグレーション。チリ側にトイレがなかったので、ボリビア側で済ませ、国立公園入場料150ボリを現金支払い。

 

全員無事にボリビア入国。ここで車とドライバーはチリ人のパブロからボリビア人のエドガーにバトンタッチ。


荷物は車の屋根の上に乗せて走る為、小さな手荷物サイズが基本。ブルーシートはかけてくれるけど砂塵まみれになるのでカバーがあれば便利。


それではVamos! (スペイン語のGo!)

まずはLaguna Blanca(白の湖)へ。標高が高い砂漠なので木も草も生えず、異世界じみた絶景。空と山が映る大きな湖面が素晴らしイ。浅瀬は凍っていました。


続いてLaguna Verde(緑の湖)。きれいな緑の(塩)湖水。この辺りは標高5000m前後。

 

サルバドール・ダリ砂漠。

 

ダリの絵画に出てくる砂漠に似ているからそう呼ばれているらしいのですが、「砂漠の電話」はどの砂漠にも当てはまりそうな気も。。。

 

その後はお待ちかねポルケス温泉。ちゃちゃっと水着に着替え、カッポーン!

 

世界一標高が高い温泉ですぞ。ワタシの水着はアレなので、代わりに一緒に国境越えしたグループメンバーの一人U氏をば。


湯温は36℃前後ですが外気が10℃前後なのですごく温かく感じ、みんな大喜び。

 


砂漠で天然温泉とはなんたる贅沢。目の前の湿地にはフラミンゴやビクーニャ(リャマと鹿を合わせたような動物)、リャマも見られますぞ。最高ー♪

 

ただ標高は4000m超えで富士山(3776m)よりも高く、空気も薄し。お湯で血液の循環が良くなるせいか?高山病でグロッキーになる人続出。ダイアモックスとコカ茶が効いているのか?ワタシは問題ナシ。

 

温泉近くの高台でランチ。

コレがなかなか美味しく、野菜もたっぷり。


Géiser Sol de Mañana(朝の光の間欠泉)。標高4,850m。


Laguna Colorad、通称「赤い湖」。地中のミネラルが鮮やかな赤色を作り、そのプランクトンを食べたフラミンゴがピンク色に。

 



今夜の宿。


シンプルなホステルですが、共同ホットシャワーもあり。夜は氷点下まで下がるので全身UNIQLOの超極暖とウルトラライトダウンで固めて寝ました。


温かいスープが染み入る夕食。どれもすごく美味しかったけど、6名のうち3名が軽度高山病で食欲なし。ワタシは元気。

WIFIなし。氷点下でめちゃくちゃ寒いけど、砂漠の夜は満天の星空。初日から絶景続きだし、ここに来れて良かったデス。おやすみなさい・・。