一生忘れないね。 | あみぐるみで作る、世界に1つの『うちのコドール』

あみぐるみで作る、世界に1つの『うちのコドール』

産んでくれてありがとう˚✧₊産まれてきてくれてありがとう˚✧₊
その大切な一瞬をカタチにします。
出会えた時の、最高の幸せとぬくもりを
もう一度感じてもらえますように…♡
一体一体、心を込めて編んでいます。

お空に還った次男のドールと活動中…✨

はじめにねこクッキー


     あしあと  猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま


*13w1d  出血、絨毛膜下血腫の診断

    妊娠経過。

*18w2d  出血とともに羊水が減る

*18w4d  羊水が完全になくなる

               後期流産の宣告を受ける

               →厳しい現実


*20w1d 〜入院中 すがる思いで継続を選択

*22w3d  NICUのある病院に転院

飲み薬はマグミットのみ。点滴など特別な処置もなし、ひたすら安静。

羊水は毎日出てた。


*29w2d  小さな男の子を出産♡

   →産まれました♡


*生後3日 11月3日 永眠

  ありがとうございました˚✧₊⁎


頑張り屋さんの自慢の息子でしたキラキラ

そんな燿くんと、家族の記録です。


   あしあと  猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま



こんにちは、ぞろりですニコニコ


散々迷っていたジャンルですが


結局やっぱりぞろりは


燿くんの事を書くことが圧倒的に多いし


ここでほぼ毎日


燿くんとの記録や記憶、


燿くんへの想いを綴ることで


『燿くんの母ちゃん』でいれる時間を

作っている気がするので…


そして、


あんまり参考にはならない方がいいんだけど


もし、もしも


ぞろりと同じように前期破水した人


天使ママ、パパになってしまった人


またそのご家族さんに


『こんなケースもあったよ』

『こんなことしてあげたよ』


など参考にできるところがあればと思って


妊娠記録のジャンルに

置いておこうと思います。


今妊娠中の方、

絨毛膜下血腫に悩んでいる方


不安にさせてしまったらごめんなさいアセアセ


ただぞろりは


あの時自分が


自分達家族がした選択を


後悔していません。



悲しい結果だったけど


ずっとリアルタイムで書いてきたからこそ


ぞろりの気持ちの変化や立ち直り方


誰かに勇気を与えられるものになれば


それはそれで嬉しいかなと思っていますので


もうしばらくはこのジャンルで


お付き合いくださいませニコニコアセアセ




話は変わりますが


昨日の夜、たまたまついてたテレビで


瀬戸内海に浮かぶ、ある島の話を見ました。


ハンセン病患者さんが集められた島に生きる


小学生の女のコにスポットを当てた番組で。


その子と療養施設の患者さんとの関わりを

いろいろ紹介してましたが


ぞろりが思わず見入ったのは


あるおばあちゃんの話でした。




ハンセン病とは、らい菌による感染症。


皮膚とか末梢神経に症状が出るそうですが


その昔はうつる、治らない

子供に遺伝する


と言われ、その家族すら

差別の対象になっていたそうで


感染者は親子の縁を切られ


存在をなかったことにされ


政府の命令でその島へと集められました。


だから、その施設にいる人は


頼る親族ももちろんいないどころか


子供や孫も持つことを許されなかったそう。



その目に止まったおばあちゃん…


妊娠したんだけど


当時の政府の命令で

生かすことは許されなかったの。


中絶しなくちゃいけなかった。


女の人はそもそも妊娠すらしないように

手術を受けたみたいだけど


それでも昔は手術の精度が良くなかったのか


妊娠してしまう人も何人もいたそう。


昔は検査薬なんぞもなかっただろうし


早くてもお腹が目立ってくる

中期以降の中絶だったんだろうね。



『本当は喜んであげなくちゃいけなかったのに、どうしたら流れるだろうって…そればっかり考えてた。転けたらいいかなって…もう60年以上も前の話なのに、申し訳なくて…忘れられない』


『男の子だった…一般の人にはわからない苦しみよ』



って…そう言ってた。


昔は遺伝するって言われてたけど


違うの。遺伝はしない病気なんだよ。


たぶんなんの異常もない子だったはず。


そのおばあちゃん


どれだけ自分で育てたかっただろう


抱っこしてあげたかっただろう


運命に争ってお腹にきてくれた命を


初めから諦めなくちゃいけないなんて


どんなに辛かっただろう…。


親や兄弟との縁も切られ


たった1人、大事な息子との

血の繋がりすら許されない…


それはきっと


私達天使ママ達が想像もつかないほど


辛い事だったに違いない…。


中には産まれて産声もあげたけど


泣かなくなるまで放置された赤ちゃんも

いたそうです。


その島には、そんな赤ちゃん達のための


鎮魂の脾が静かに建っていました。






いろいろと考えさせられる番組だったけど


その90歳くらいのおばあちゃんが


『忘れられない』と言っていたこと。


それを聞いて


なんだかホッとした自分がいました。


やっぱり忘れないんだ。

90歳になっても。


じゃあきっと一生忘れないねって。




最近、少しずつ前を向けるようになってきて


少しずつあの日を思い出す時間も減ってきて


この先何十年経って


ちゃんと思い出せるんだろうか


本当に忘れてしまわないだろうかって


実はちょっと自信なかったんだけど


きっと大丈夫。


ぞろりも、燿くん達の事は


一生忘れないんだろうって


なんとなく確信できたというか


本当に忘れないんだなーって思えてニコニコアセアセ




今は大丈夫!!って言えても


ほんまにそのくらいの年齢まで


生きてみないと実際わからないしねアセアセ






そんな昨日


産後3回目の生理が始まりましたニコニコ


うん、今の所


いつも通りっぽい!


ちょっと一安心です照れ


体の方は確実に回復してきてるのねキラキラ





寒い日が続きますが


みなさま


あったかくして過ごしてくださいねニコニコ