ずーっと前に買ったのですが、歴史小説って読むのに骨が折れるじゃないですか。とくに私みたいに知識の乏しい人間としては

やっと意を決して読みました

幕末の黒船来航から徳川幕府の終焉までって、年にしたらわずか15年足らずのこと。だけど歴史の世界に降りたって見てみると、黒船来航からたった3,4年でさえ、実にいろんな人のいろんな思惑がめまぐるしく渦巻く、激動の歴史が流れていったんだなぁと。
そして、そんな中でもお世継ぎ問題、婚儀の問題っていうのは当時の政治には欠かせない要素だったのだということをあらためて実感。
武家の娘が将軍家へ嫁ぐにあたり、いちど皇族の養子に入るという手法で体裁を整えるとかさ。
昔の人の考えることってすごいよなぁ。
そして、それを受け入れる当時の人たちの強さたるや、計り知れないものがある。
運命に身を任せざるを得なかった時代背景があるにしたって、一国の期待を一身に背負って嫁いでいくわけですからね。
身の引き締まる思いがします!!
下巻も楽しみ…だけど、なぜか下巻はうちにはなかった

買うまでの間、ちょっと他の本でも読んでみるとしよう。
それにしてもこの本、どーしても大河ドラマの篤姫の配役が頭にちらついてしまいます(>_<)
こういうこと、よくあるんだよな…
『龍馬がゆく』なんて、その前に読んだマンガ『お~い竜馬』の竜馬がずーっと頭のなかで演じてくれてましたからね(笑)
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