饅頭と仕上げ馬のハイブリッド | オヤジが縫うぞっ!! 2 復活編

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ゲイで髭親父好き50代オヤジがレトロミシンで横振り刺繍を頑張るブログです。
過去こちらでブログ書いてたのですが、出戻りでやります。

以前途中まで製作していて、まんじゅうが無い為に割アイロンかけられなくて中止していた刺繍入りハンチング。

 

 

実はこそっと饅頭を自作していたのでした。
参考にしたのはこの動画。

 


使用しないボロタオルを巻いて、7割程度出来上がってました。
でも。ボツにしますた。笑
簡単に作れるアイデアが湧き上がって、どうせなら仕上げ馬も作って饅頭と合体型のハイブリット仕上げ馬を作っちゃおうと決心したからでした。


早速製作開始です。まずはまんじゅうから。


材料、100均で購入した竹製ボウルと耐熱鍋つかみ2枚、耐熱鍋敷き1枚、30mm角材などです。

 

鍋敷きと鍋つかみの縫製を解いて分解します。
竹製ボウルのすり鉢の底部分の塗装を紙やすり等で剥がします。
30mmの角材をボウルと同じ高さに切って、中央に12mmの穴を開け、穴の部分にm10の打ち込みボルトを打ち込みます。

 

竹ボウルに小穴を開けて角材とボウルを木工用ボンドで接着し、さらにビスで止めて圧着します。

木工用ボンドはくっつけたら必ずクランプで締める等して接着部を圧着して24時間置いてください。これでかかなり強度が上がります。
鍋敷きと鍋つかみの縫製をバラします。リッパーでささっと。
ボウルに配置してピン等で仮留めします。ミシンでざっと縫います。

さらに生地を重ねて、仮留めミシンを繰り返します。端部分をカットします。
半径を測ってカバーにする布を円形に切ります。


円周にバイアステープもどき(単なる共紐)を縫い付けて、中に紐を通します。

本体にカバーをつけて紐を思い切り締め上げて結んだらまんじゅうのできあがり。

続いて仕上げ馬です。
2/4材をサイズに切ります。長い方が56cmだったかな。先端は何も考えずに尖らせちまった、、、

固定用の穴を開けます。四つの小穴はダボ継ぎ用、まだ開けていない大きめのはボルト用です。

後ろの穴はここからボルトを出して、饅頭をドッキングさせます
最初はダボ継ぎして接着剤とビスで接着しようと思ってたけど、失敗したのでダボ穴を埋めました。

普通に厚めの板とコースレッド+ボルトの締めで組むことにしました。


板を切り出したので先に塗装します。バーナーで軽く焼き目をつけてアルミタワシ等で擦ると木目の硬い部分だけ焼き色が残って良い感じになります。



この上から100均のニスを軽く塗ります。
仕上げに100均のクリアラッカーを2回重ねます。


真ん中の穴にM10の埋め込みボルトを打ち込んでコースレッド/ビス留め用の穴を開けます。ビスとボルトを締めて仮組みしてみます。


良い感じです。

上に置くフェルトを切り出して置いてみます。
6枚重ね、さらにその上にタオル生地を重ねました。


最後の被せるカバーを型取りして縫いました。

後ろ部分に合体用のボルト通す穴をアイレットの要領で横振り刺繍します。振り幅は12mmのフル。

円形に縫うやり方はこんな感じ。


ヒートカットして穴を開けます。


カバー周囲に2cmのバイアステープもどきを縫い付けて、4cmピッチで穴を開けて、ハトメ金具を打ち込みます。


私事ですが、私は2017年に脳梗塞を発症して右半身に麻痺が残ってます。リハビリでかなり回復しましたが、’右手は握力が30%くらいで、麻痺が残っているため細かい作業が苦手です。


今回の作業ではこのハトメ金具を打ち具で打ち込むのが、すごく難しいです。左手でハンマー、右手で打ち具を持って打つのですが、打ち具を持ってうまく固定出来ません。それで考えて簡単な治具を使いました。
打ち具を洗濯バサミで挟んでそれを持つようにしたのです。
これでだけの工夫でかなり打ちやすくなりました。


ハトメを全部留めたら、馬に被せて最後に紐を穴に通して縛ります。後ろのボルト穴からボルトを通して、先に完成していたまんじゅうをねじ込みます。

完成〜〜〜
やったぜ!!


饅頭を使わない場合の脱着は簡単です。普通の仕上げ馬としても使えます。

このボルト合体部分を使ってさらに小さめの饅頭も製作予定っす。
とりあえず饅頭が出来たので、8月に途中やめしてしていた横振り刺繍の鯉のハンチングをアイロンして仕上げたいと思いまっす。

ここまでの長文を読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは。