こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
「不倫をして良い理由なんてない」
不倫を否定する方たちの間では、未だにこのような意見が根強いようです。
「夫婦の間には、ときにはすれ違いも不満もある。しかし、夫婦の問題は夫婦間で解決すべきで、不倫をして良い理由にはならない」
このような主旨ですね。
私はこの考え方には、基本的に賛成です。
配偶者がどんなに悪い人間でも、だから不倫をしても良い、ということにはならないと思います。
離婚をして良い理由にはなると思いますが。
「夫婦の間に問題があろうとも、不倫をして良い理由にはならない」
これはその通りと思います。
しかし、このようなお考えを持つ皆さんが、見落としていることがあります。
不倫恋愛も恋愛だということです。(中には不倫は恋愛ではない、などと無茶苦茶な決めつけをする方もいるようですけれど)
恋とは、理由があってするものではありません。
恋に陥るきっかけや背景というものはあるかも知れませんが、少なくとも当事者以外の「誰か」「何か」のせいで恋に陥るということはないと思います。
配偶者に何の不満もなくても、別の異性に恋をしてしまう人もいます。
配偶者と比べた場合に、容姿も知性も経済力も、何もかも劣っていると思われる相手に、どうしようもなく心惹かれてしまう場合もあります。
配偶者に不満や落ち度があったとしても、その報復として不倫をしている人などいないでしょう。
「不倫をして良い理由はない」ではなく、理由なしに陥るのが恋愛なのです。
夫婦の問題は夫婦の間で解決すべきだ。
これもその通りですが、いくら努力しても夫婦の間では問題を解決できなかった、ということも往々にしてあります。
その結果、お互いに気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。
しかし、気持ちの冷めた夫婦の皆が皆、不倫をする訳ではありません。
夫婦間の問題を解決できない場合、それはお互いの気持ちを冷めさせるかも知れませんが、そこに別の相手との恋愛が生まれるかはどうか別問題です。
不満やすれ違いはその恋愛を消す力にはなりますが、新しい恋愛を生む原因にはならないのです。
私たちは、
「自分は居心地の悪い家庭からの逃げ場所に過ぎないのではないか」
「夫婦間の不満を埋めるための存在に過ぎないのではないか」
など、彼にとってのご自分の存在意義がわからなくなったとのお悩みの声を、耳にすることが多々あります。
しかしながら、妻や家庭に対する不満は不倫をして良い理由にならないだけでなく、不倫の理由にもなりはしないのです。
彼があなたを必要とするのは、不満の反動などではなく、ただあなたに恋をし、あなたを愛しただけです。
あなたと彼の真実は、他人には何も知ることはできません。
そんな言葉で、自分自身を貶めないでください。
理不尽な言葉に対し、気持ちを立て直したいときにも是非、私たちのブログ、メルマガ、そしてカウンセリングをご利用ください。
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