こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
彼とすれ違いが起きたり、衝突したり、自爆したりすることはありますよね。
会いたい時に会えなかったり、連絡したい時にできなかったり、奥さまにバレてしまったり、彼の嘘が発覚したり…
悲しかったり、憤りを覚えることもたくさん出てきます。
そういった中で、
「これって彼が悪いですよね」
「私だったらこうするのに、どうして彼はグズグズしているんでしょう」
「あんなこと言うなんて、彼ってひどいと思いませんか?」
と涙と怒りのご相談を受けることも良くあります。
家庭のある男性とのお付き合いはストレスもたまりますよね。
思い通りに進まなかったり、頑張っているあなたの気持を彼が分かってくれなかったり、大切にされていないなと感じたり、
「彼はひどい」
「彼が悪い」
「ずるい男」
と怒りを感じるあなたの気持ちは、よくわかります。
あなたは、もっと彼と一緒にいたい、幸せになりたいと頑張っているだけなんですものね。
それを彼が分かってくれなかったら、悲しいですよね。
でも、恋愛において、どちらが悪いという犯人探しをしても仲良くなれません。
それに「あなたが悪いよ」「ひどいよ」「嘘つき」と言われたら、男性は攻撃されたと感じてますます反発してきます。
大事なのは、
「この恋の辛さや、思い通りに行かない歯がゆさは彼も同じなんだ」
「彼もこの恋で、初めて経験することばかりなんだ」
と視点を変えてあげることです。
もともとは、奥さまとお子さんだけの世界で優しいお父さんの役割だけを果たしてきた男性です。
恋愛経験が豊富な人の方が少ないですし、突然恋の世界に飛び込んで、あなたの心に寄り添ったりあなたの望む行動や言葉を出せる男性は滅多にいません。
彼だって初めてづくしの恋の中で、手探りで進んでいます。
彼がいけないのよ、彼はひどい、彼はずるい。
そんなふうに彼を責めたくなってしまうこともあるかもしれません。
でも、大切なのはどちらが悪いという犯人探しではなく、「あれ?」と思うことが起きたら、二人でどう解決し乗り越えていくかを考えることです。
せっかく出会って、「この人なら」という幸せな想いを味わえた相手なのですから、少しだけ心にゆとりを持ちましょう。
自爆したり、ケンカをしそうになったら
「どうしたら良い方向に進むか、ちょっと考えようよ」
「え~っ、私達みたいに気持ちが通じ合っていても、譲れないことってあるのね!新しい発見ね」
「私ばかりじゃなく、あなたがどうしたいのかも聞きたいな」
とちょっと笑いを交えて空気を変えていくといいですね。
彼も、心が和らぎますし、あなたの意見に耳を傾ける姿勢になってくれますから。
恋愛は、どちらが悪いどちらが正しい、ではなく、
「違う考え方や育ち方をしている私たちが、どうしたらもっと近しくなれるか」
を少しずつでも理解し合い、お互いを思いやることで育っていきます。
根気よく、かけがえのないパートナーになってくださいね。
怒りを抑えきれない方は、まずこちらでガス抜きして下さいね。
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