緊急お知らせ!『週刊女性』に「タイBLドラマ旋風」記事! | タイの子どもの本日記

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なななんと!

昨日から発売の、『週刊女性』6月16日号に、「全世界を魅了するタイドラマBL旋風」という3ページにわたる特集が掲載されています!!

 

タイエンタメ記事が日本の週刊誌に載るのって、アイス・サランユーくんが2009年『恋ナンジャナイ?』で日本でCDデビューしたとき以来くらいかも!ガーン

ものすごいひさしぶり感です!

 

急ぎ買ってきて読みましたが、興味本位だったり、からかったりしているのでない、とても良心的でくわしく書かれた、良い内容でした!爆  笑

 

タイBLにくわしい方々が取材などで語ってらっしゃって、タイBLドラマが心をつかむ特徴としても、

 

クォリティの高さ、演技力と脚本の良さ、内容の選択肢の多さ、サブキャラクターたちも立役者、な深くうなづけることが書かれています。

(といっても、私のタイBL視聴歴は1年たらず、しかもそんなにたくさん見てないあせるでも、書かれていることには共感します!)

また、ハードルの高そうなタイドラマ視聴が広がってきたのも、有志による非公式ファンクラブなどの応援活動であることも書かれています。

 

この記事にも書かれていますが、タイにも、LGBTへの差別や偏見もあります。

タイドラマでは、それを友人や家族にどう打ち明けるか。

好きな人が同性だったというだけで、どのように行動するか、気持ちを打ち明けるかということがていねいに描かれています。

私はBLだから観るのでなくて、タイドラマだから観るのですが、どれも胸をうたれます。

 

この記事にはおすすめ作品もあがっています。

「2gether」(今大人気ですがまだ観てません)。「SOTUS」(このブログでも紹介しましたね、こちら)「2Moons」(未見)、「LOVE BY CHANCE」(先月CSアジアドラマチックTVで放送していたので観ました)、「Until We Meet Again」(未見)、ですが、うれしかったのは、

『彼は清明節にぼくのとなりのお墓にやってきた』(日本ファンには「とな墓」という略称が広まってます)

(英題・「He's Coming To Me」、原題เขามาเชงเม้งข้างๆหลุมผมครับ)

をあげてくださっていることです。爆  笑

 

これ、ホントにいいドラマなんです!

「恋人は『幽霊』?!切ないファンタジー」というタイトルでの紹介記事もとてもいいです。

日本ではまだ「知る人ぞ知る」という感じですが、物語として名作だと思います。

これは、ホントにCSでもいいから、日本で字幕付きで紹介されてほしい!えーん

 

主人公のMes(SOTUSのSingto Prachayaさん)は、1993年、大学生の22才の誕生日のとき、持病の心臓発作でなくなってしまいます。

ところが、それから10年以上たっても、彼は成仏できずに、自分のお墓のところで、ひとり寂しく暮らしています。

お墓はだれも訪れる人がいなくて荒れ果ててぼうぼう。

Metは、名前くらいしか記憶がありません。

どうして自分は転生できないのか、だれもお参りしてくれないからか、記憶がなくて死因がわからないからか・・・

そんな時、ある年の清明節に、となりのお墓にやってきた小さい男の子。

1年に1回のお参りの中で、Mesはこの子には自分が見えているのではないかと疑い始めます。

 

ところが男の子は現れず・・・

期待しないようにしようとしても年に1度失望するMet。

そして3年後Metは驚きます。

また来てくれたその男の子Thanは、立派な青年になっていたからです。

(幽霊であるMesはずっと同じ姿のままです)

Thanは、実は幽霊が見える能力があるのですが、ずっとMesのことはかわいそうに思っていた。

大学に進学できたThanは、やがて、いっしょに転生の方法を探そう、そのために、死因をさぐってみようと誘います。

 

やがてひかれあう二人ですが、Mesは幽霊で、彼はいつか転生してしまいます。

そして、Thanは自分が男性を好きになったことで友人や家族にどう打ち明けるか悩みます。

このせつないお話がどう進むか。

そして真相は・・・

せつないだけでなく、Thanの大学生仲間との楽しいやりとりもありつつ、どんどんひきこまれていきます。

まさに、演技力、ストーリー性、サブキャラクターたちの良さがそろったドラマですラブ

 

 

タイエンタメ、どんどん日本に進出して、みなさんに知られますように!