「腎臓が寿命を決める」 黒尾 誠

 

リンとは、骨(リン酸カルシウム)や細胞の材料。

骨って、常につくりかえられてて、硬さが維持されているんだって。

だから、血中にもリンとカルシウムはいて、すぐにどこでも骨が作れるようになっている。人の体ってすごい!!(^_-)-☆

 

でも、血中にリン酸カルシウムが多くなりすぎると、石灰化します。

石灰化→動脈硬化→脳卒中や心臓病の流れに...(´゚д゚`)

また、炎症を引き起こして様々な臓器にもダメージを与えることが示唆されているらしいです。

 

そこで、リンが溜まらないように排出する臓器が腎臓です!!

リンが排出できない状態のマウスは、見た目がかなり老化していたため、老化にも影響があることが考えられているそう(;・∀・)

 

ただ、リンが排出されるたび、腎臓を構成するネフロンがダメージを受け減少しちゃう!!

しかも、ネフロンは一生もので、生成できません。

ちなみにネフロンが減りすぎると腎不全になり、機械で血液をろ過する透析をしないと生きていけなくなります。

 

いろんな障害を引き起こすリンが少ない食事を心がけることが重要。

リンは、有機リンと無機リンの2種類があります。

〈有機リン〉

  自然由来で吸収率20%~60%

  タンパク質が多いものは有機リンも多い

  植物由来はほぼ吸収されない

  動物由来は有機リンの中では吸収されやすい

〈無機リン

  人工由来で吸収率90%以上

  多くの添加物に含まれる

吸収率が高い無機リンが多く含まれる添加物をなるべく摂らないようにしよう!

 

また、運動も大事。

運動をしないと筋肉だけでなく、骨密度も減少。

その分、血中にリンが増加しちゃう。

あと、座っている時間が長い人は寿命が短いという研究結果もあります!

 

老化や病気を引き起こすリンを減らし、健康を維持するには、添加物を減らした食事と運動を心がけましょう!ヾ(≧▽≦)ノ