色々やらかしてくれたポーランド戦。
最後のパス回しばかりに目が行っているようだが・・・
ポーランド戦での多くの失敗を反省して修正しないと、グループリーグで微笑み続けた女神さまにも
見放されちゃうよ!
サブメンバーで行くのは別に構わないと思うけど、まだ突破が決まってないのに6人も変えるということが
とんでもない間違い。
さらに、システムも4-2-3-1で上手くいってた流れなのに、4-4-2と違うリズムにしてしまったこと。サブメンバーが次以降の試合に出場するようなことがあっても、リズムの違いで、結果が出せなくなるかもしれない。
1点先制されたら、宇佐美を乾に代えて追いつくことを狙ったところを見ると、負けてはいけないとは思っていたのだろう。
そうであるなら、もっと守備に重点を置いたメンバー構成でも良かったのではないだろうか?
最初から、ドイツ戦の韓国のように守備を固めてカウンター狙いでもいい戦いだった。
狙いが中途半端に思えた。
勝ちに行くのか?引き分けでいいのか?絶対負けてはいけないのか?
岡崎が負傷交代するとき、武藤をワントップに置いて、大島をトップ下で入れる方法もあった。
トップ下の選択肢が、香川と本田だけでは何かあった時に厳しいので、試してみても良かった。
もしくは、柴崎を休ませて大島でも良かった。6人もメンバーを変える余裕があったのならね。
今回の日本代表は、柴崎と乾がキーマンで、その2人も香川がいるとさらに生きてくる感じ。
同じ休ませるなら、柴崎と乾は完全に休ませてほしかった。
乾も、入ったはいいけれど、トップ下のいないシステムでコンビネーションをとれる選手が居なくて、力も半減。
全体的に、システム・戦術選択のミス、選手起用のミスがあったと思う。
パラグアイ戦の魔法が、2試合でとけて、ガーナ戦の代表に戻ってしまった感じ。
ポーランドが必死の戦いを挑んできていなかったから助かった。
思えばグループリーグは運が良すぎた。
コロンビア戦では体に当たってから腕に当たっただけで故意ではないといってもおかしくはないのに、一発退場にしてくれた。
しかも開始早々での一発退場は、こういう大きな大会ではなかなか見られない。
セネガルは、開始から日本を圧倒していたのに、先制点をあっさり奪ったらそこからギアがダウン。
明らかに動きが悪くなった。勝てると思って手を抜いたのだろう。アフリカの悪い癖。
追いつかれてから慌てて戻そうとしても、そう簡単にはいかない。
一度外れた歯車を戻すのは難しい。
セネガルが1点を先制した勢いでそのまま突っ走っていたら、本当に大敗していただろう。
そしてポーランド。
大会当初から調子が悪い。2連敗して敗退決定となっては、突破を争っている状態とはどうしても気合の入り方が違う。
レバンドフスキーの動きもいまいち鈍かった。
どちらかというと、負けないように守備から入ってあまり深追いせずに軽いカウンター狙いのポーランド。
日本の方がいい攻撃をしていたと言っているサッカー関係者もいたけど、そうではない。
ポーランドが攻めさせてくれた。危険なエリアまで来ると、高確率でボールを奪い取っていたポーランド。
本気でいっていれば力はあったわけだ。
1点先制してから数分間はちょっとギアが上がったポーランド。
それでもやっぱり無理はしない戦い方が続く。
日本にとってはラッキー。
さらにラッキーなことに、他会場ではコロンビアが先制してくれた。
これでこのまま0-1で負けても良くなった。
日本が本当に強いという印象は、私は持てなかった。
運が強いという印象だけはあった。
本田のコロンビア戦でのCKからのアシスト、セネガル戦でのごっつぁんゴールも運の強さからきていると感じた。
運も実力のうちというように、特に一発勝負の大きな大会では、それも含めて勝てればいいわけで。
ただ、本当にここまでの結果を見ていると、次につながるものは少ないなという印象しかない。
運を伝えるのは無理だからね。
決勝トーナメント1回戦は、GLでは最も得点の多かったベルギー戦。
前評判が良かっただけのコロンビアやポーランドとは違う。
本当に結果を出している。
私は優勝候補の筆頭だと思っていたのだけど。
間違いなく強い。強さを出している。
GLもいい終わり方をしている。
ここで日本の本当の力がわかるのではないだろうか?
私は、決勝はベルギーとクロアチアじゃないかと思っています。
ポルトガルは、1回戦がウルグアイというのが不運。CR7の体力が、前回同様に尽きてしまうのではないかなと。
それでも、ベスト4までは行きそうだけど。
準決勝は、ポルトガル-ベルギー 、 クロアチア-イングランド
決勝はベルギー-クロアチア
優勝はベルギー
サマージャンボは買わない方向になってしまいましたが、これがズバリ当たったら・・・
喜ぶ。