朝鮮学校を卒業したオレが【麻雀】について書く | 朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校卒業 既婚
得意分野:ジムトレ、数学、妄想小説、婚活経験談(シモ含む)
座右の銘:来るものは拒むかもしんないけど去る者は追わず

こんちは、シンソンチョルです

元在日朝鮮人です

最近寒すぎて、ジムをサボリ気味です

 

 

 

今日は3連休の最終日

早朝5時

今めちゃくちゃ頭いたい

昨日会社の人たちと飲み会に行った

普段、酒を一滴も飲まないオレだが

会社の付き合いはしかたなく飲む

全然酒強くないけど

ビール2杯とレモンサワー5杯飲んだ

 

その後はいつものコース

 

麻雀

 

上司が麻雀ダイスキ

取引先の課長もダイスキ

この2人のために

月に1回付き合い麻雀打ってる

 

普段、賭け事一切しないオレだけど

付き合いの麻雀はしょうがないのでやる

かなり酔っぱらって振りまくり

最終局に奇跡的に四暗刻をあがり

+チョコ1枚

 

 

いつも麻雀は夜中までやる

さっきまでやってた

 

古今東西どこもおんなじ

大学生のころも徹夜麻雀だったし

フジテレビ「われめDEポン」も深夜番組だし

麻雀やるなら夜、夜やるのは麻雀

世の中そうなってる

 

 

でも

麻雀終わった後はいつも思う

ムダな時間過ごしたなって

 

 

 

この時間あれば

子供と自宅で遊べたし

試験勉強もできたし

パット練習もできたし

ジムトレも行けたのにって

毎回思う

 

 

麻雀覚えなければよかったと思う事もある

幾重の夜を麻雀で浪費した

その時間全部集めてゴルフ練習に当てたら

余裕でシングルだろ

 

 

 

 

オレが麻雀を覚えたのは

朝鮮高校1年生のころ

帰り道ゲーセン「ハッピー」

朝高生のたまり場

 

 

当時は格闘ゲームが初めて登場した時期

カプコン「ストリートファイター」が人気だった

美しいグラフィック

巨大なキャラが自由に動き回る

スティック操作で昇竜拳や波動拳がさく裂し

朝高生はストファイに夢中だった

 

もう一つ

朝高生を夢中にさせたゲームがある

 

 

 

 

 

スーパーリアル麻雀

 

 

 

 

いわゆる脱衣麻雀ゲーム

朝高生、全員コレにハマってた

 

 

 

スーパーリアル麻雀

 

 

 

当時思春期のオレ

脱衣というパワーワードに大人の魅惑を感じた

当時は麻雀のルールが分からず

とにかく闇雲に打って

奇跡的に画面の女子が服を脱ぐと興奮する

 


今思うと非常にキモイ

 

 

テキトーに打ってるので

女子はせいぜい1枚か2枚脱いで終わり

ブラウス姿で終了

くやしい

 

 


 

そんなある日

友人のソンギュがリアル麻雀をやってた

普段、授業で居眠りばかり

テストの成績も底辺に近いソンギュ

 

 

女子キャラをどんどん脱がせる

 

 

 

女キャラは数分で全裸へ

ソンギュはニコリともせず

さらに次の女子キャラを脱がしにかかる

 

 

ソンギュすげえ

 

 

オレはソンギュに麻雀教えてほしいと頼んだ

ソンギュは

 

「とりあえず本でおぼえたら?」

 

 

翌日ソンギュからマンガ本を借りた

 

片山まさゆきの麻雀教室

 

 

 

 

 

絶対に脱がす

その一心で麻雀を勉強することにした

 

 

ソンギュから借りた本は

とても分かりやすかった

今読んでも良くできたマンガだと思う

オレの人生を変えた本かもしれない

この本をソンギュから借りなければ

麻雀に時間を費やすことはなかったのかも

 

 

このマンガで麻雀を少しづつ覚え

脱衣麻雀で実践する日が続いた

そしてついに女子キャラ全裸に成功した

 

でも喜びはなく

脱衣はどうでもよかった

むしろ麻雀の奥深さへの想いが強くなり

女子全裸に興味がなくなった

なぜソンギュが全裸見てもニコリともしないか

その気持ちが理解できた

 

 

 

その後オレは日本の大学(ド3流)に入学し

世間一般の大学生のように

大学の友人と徹夜麻雀を始めた

徹夜明けの授業は代返か欠席ばかり

今考えるとアボジとオモニに申し訳ない

 

 

 

当時朝高生のトンセン(弟)にオレが麻雀教えた

田舎のハラボジ(じいさん)と一緒に麻雀やった

ハラボジは戦時中

ピョンヤンから日本へ逃亡し

生活費を稼ぐために麻雀やってた

ハラボジの麻雀は生活の為のソレであり

実に強かった

オレたち兄弟もいろいろ教えてもらった

 

 

トンセンはその後大学に入り

オレと同じように麻雀にハマり

2年留年した

アボジとオモニは激おこ

トンセンに麻雀教えたのはオレ

ちょっと責任感じた

 

 

 

 

麻雀ってのは「確率」のゲームと言われる

ツキとか運、流れってのは存在せず

結果は数学的確率に収束する、

 

 

しかしそれは正しくもあり

正しくないとも言える

 

 

 

確かに何百回、何千回と長期で打てば

ツモやロン牌は確率論だ

しかし1晩に限った【短期的】な勝負では

流れや運、ツキというのは

確実に存在する

必ず波がある

人生にも波があるように

 

 

その時のメンツ同士の雰囲気によっても変わる

勝ちまくっていても、一瞬のミスで流れが変わる

ずーっと負け続けていても、必ずチャンスが来る

これが流れ

普段の生活では見えなかった「運の流れ」

麻雀の奥深さにオレは魅了された

 

 

 

流れを感じる力ってのは

少なからず今の仕事にも生きてる

じっと辛抱することの大切さ

いくら順調でいても油断禁物の慎重さ

おごらず、焦らず、じっくりと

麻雀から教わった

 

 

 

麻雀は時間浪費にクローズアップしがちだが

決してムダではなかったのかも

いろんな人たちと麻雀で交流できたし

麻雀の打ち方から人の性格も見えたし

オレ自身、人生に対する向き合い方に影響してる

 

大事な「気づき」があった

無口で怖かったハラボジとも

麻雀で会話できたし

ムダじゃなかったのかも


また来月も付き合い麻雀はツラいけど

 

とりあえず今は眠いので

おやすみなさい

 

 

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