黒パパが「赤ちゃんモデル募集」について解説します | 朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校卒業 既婚
得意分野:ジムトレ、数学、妄想小説、婚活経験談(シモ含む)
座右の銘:来るものは拒むかもしんないけど去る者は追わず



「パパ・・・パパ・・・」
たっくん、どうしたんだい・・

「おねむのまえに、なんかオハナシして」
・・・そうだね、じゃあ一つだけお話をしよう
「やったー」



昔々あるところに

双子の乳児を抱えた若いシンママがいたんだ

子育てと仕事の両立で毎日大変だった



「しんまま?なあにそれ」
 

 

 

子供をオンナ手一つで育ててる

「男はつらいよ」のオンナ版さ

 




「へー」


 

シンママは家計が厳しくてね

双子の赤ちゃんを育てないといけない

1か月でどれくらいお金かかると思う?




「うーん、わかんないや」


1人あたり
ミルクにオムツ、離乳食で月3万

定期健診、予防接種

熱出して病院にいくと

軽く1回で1万円はかかる

オモチャや絵本も買わないといけない

 

合わせると月に最低でも1人5万

2人で10万は軽くかかる

その上に保育園なんか入れることが出来ないから

毎日自分で面倒を見てるのさ

 

 

 

 



「大変だね」



そう、シンママは大変なんだ
そんなある日、ネットにこんな広告を見つけた

 

赤ちゃんモデル募集

 

自分の子供をモデルにすれば

お金が稼げるんじゃないかと考えた

 

 

 


「へー」

 

 

 

注)ブログ記事との関係はありません

 

 

 

 

 

 

シンママは考えた

うちの子カワイイじゃん
周りの人もカワイイって言ってくれるし

モデルいけるかも?

 

 

そんな事を考えてたら

うちの子は絶対モデルで成功する

早速スマホで申し込んだ

 

 

 

 

 

 

「うんうん」

 




すぐに【自称】モデル会社から連絡がきた

見事あなたのお子様が

1次選考を通過しました!!
大いに喜ぶシンママ

ママ友たちにも自慢しまくる

 

でもこれがワナだとは

この時まだ気づいてない

 

 

 


「ワナなの?」
 

 

 

 

 

そうワナだ

モデル応募してきた赤ちゃんは

全員1次選考を通過なんだよ

そう言っとけば【選ばれし赤ちゃん感】が増すし

親の自尊心もくすぐられるだろ?

親バカ心理を突いた

【自称モデル会社】のワナなんだ

 

 

 

 

 

 

 

「やられたね」

 

 

 

 

やられまくりさ

若いシンママは情弱が多いから

資本主義社会の恰好のエサだ

しかたない






「しんままさんはどうなったの?」

 

 

 

 

モデル会社に行くと

最終選考の応募書類を渡された

その時に担当者に言われたんだ

 

最終通過すればテレビデビューできます

その為には母子ともに

 

・肌をきれいし

・髪型を整えて

・愛嬌よくする

 

 

シンママは最終選考を絶対通過したかった

クリアするためにモデル会社が紹介する

 

エステサロン契約

コミュニケーションスクール契約

歩き方教室契約

 

総額120万円のローンを組んだ





「それで?」

 

 

 

 

ローンを組んだ翌日に

モデル会社から連絡が来た

 

 

 

 

残念ながら貴方のお子様は

最終選考を落選しました

またのご応募お待ちしてます^^

 

 

 

 

モデル会社と紹介したサロンやスクールはグル

シンママに残ったのは

まだまだ金のかかる2人の乳飲み子と

120万円のローン

 

 

 

 

 

 

「かわいそうだね」




仕方ないよ情弱だから

これが「モデル募集詐欺」の手口さ

 

シニアモデル募集

ペットモデル募集

子役募集

声優募集

 

全部同じ手口



パパはたっくんをモデルなんかにさせないよ

大きくなってもマネしちゃだめだよ・・



「はあい」




さあ、もう寝よう


「おやすみーパパ」


おやすみなさい
たっくん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

コチラもどうぞ

 

 

 

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