自由民主党の憲法草案の問題点の主なものを3点だけ挙げます。
現行憲法の「主権在民」に対し、改定草案では
■ 天皇元首明記(草案第1条)
「天皇は、日本国の元首であり…」としています。一方、現行憲法では天皇は「日本国及び日本国民統合の象徴」(第1条)であり、「元首」という語は使われていません。
「基本的人権」に関しては
■ 97条(基本的人権の不可侵性)を削除しています。
現行憲法97条:「基本的人権は…侵すことのできない永久の権利」
草案ではこの条文が削除されています。
さらに草案12条:
「自由及び権利は責任及び義務を伴う」
となっていて、基本的人権が天与のものであることを否定しています。国民の責任と義務は別個に規定すべきものです。
「平和主義」について、
■ 9条改正(国防軍の創設)
草案第9条の2:
「国防軍を保持する」
現行9条は:
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」
と明記しています。
これは「戦力不保持」から「軍保持」への明確な転換です。
他にもたくさんあるけれど、この3点だけでも、自民党の憲法草案には賛成しかねます。





















































