ポケットモンスター
第72話『ニャースのあいうえお』
我輩はニャースである、名前はまだ無い。ロケット団のニャースはかつて野良ニャースだった頃、映画を見て感動し映画の都ホリウッドを目指す。理想と現実は違い街での生活は過酷だったが、街のニャース達を束ねるペルシアンに拾われて安定した生活を送れるようになる。ニャースは大金持ちに飼われている雌のニャース・マドンニャに恋をする。しかしなかなか相手にしてもらえず、マドンニャの気を惹こうと二足歩行や人間の言葉を必死に覚え、今現在のようなニャースとなった。改めてマドンニャにプロポーズすると人間の言葉を喋るニャースは気持ち悪いと振られてしまう（その後ロケット団に入り悪の道に染まる）。前回撮った映画の試写会に呼ばれたサトシ達を追ってホリウッドにやってきたロケット団。ニャースはそこでペルシアン、そして飼い主から捨てられたマドンニャと再会する。ニャースはペルシアン達からマドンニャを助け出すためペルシアンと決闘するが、マドンニャはペルシアンとデキており、やはり人間の言葉を喋るニャースは気持ち悪いと再び振られてしまう。その晩、ニャースは月見て何を想うのか...。
ニャースが何故人の言葉を話せるようになったのか、ニャースの過去と共に今回判明しました！元々ピカチュウも徐々に人の言葉を覚えていくという予定が初期にあったらしいですが大谷育江さんがピカチュウの鳴き声だけで感情を完璧に表現出来たのでその設定は要らなくなったそうです（映画『キミにきめた！』で活かされたけど）。ニャースは言わば初期設定の名残といったところでしょうか。
今回のムサシとコジロウが良い味出してましたね！
ペルシアン率いるニャース軍団からマドンニャを守ろうとするロケット団のニャース。多勢に無勢で絶体絶命！！
と、そこに現れたのが、
ムサシとコジロウ！！
事情は分からぬが、仲間を放ってはおけない！！
格好良い！！
第44話まではニャースを普通に見捨てる二人だったけど、このあたりからニャースを見捨てない仲間想いの二人になってますね。
■おまけ
映画の都ホリウッド。
後のポケモンBW2ではポケウッドというのが登場しましたね。
☝︎ウルトラビーストよりポケウッドに登場したオリジナルの敵の方がよっぽど異形。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
放送日：1998年11月12日