ポケットモンスター
番外編その⑷『イワークでビバーク』
サトシ一行は雪山で激しい吹雪に見舞われ、吹雪に吹き飛ばされたピカチュウを追ったサトシはカスミやタケシとはぐれてしまう。どうにかピカチュウを救い出す事が出来たがカスミ達のもとへ帰るのは困難だったためビバークすることにした。最初はヒトカゲのしっぽの炎で温まっていたが次第にヒトカゲに限界がきてしまい、ポケモン達をモンスターボールに入れる。入り口を塞いでいた雪が崩れ激しい吹雪が入り込んできたのでサトシが入り口に背を向けて塞ぎ、寒いのを我慢しているとポケモン達が自らボールから出てきてサトシを囲んで温めてくれた。そんなポケモン達の思いやりにサトシはふと涙を見せる。翌日、吹雪は止み、外へ出るとタケシとカスミが迎えに来てくれた。また別の場所でビバークをしていたロケット団は温泉を見つけて大喜び。しかし寒くて出られず、やっぱりヤな感じ〜なロケット団であった。
サブタイトルにイワークでビバークとあるけど、タケシがビバークと言ったのをサトシがイワークと聞き間違えたり、最後にちょこっとだけイワークが登場する程度で別にイワークが活躍する回ではありませんでしたw
しかし今回はサトシとポケモン達が互いを気遣う非常に感動的な回でした!
☝︎モンスターボールに入れるだけでなく、それを自分の上着で包んで温めようとするサトシ。
今回のシーンは他のヒトカゲ関連の名場面と合わせて後のベストウィッシュで回想として描き直されていますね。こうして見ると忠実に描き直されているんですね!
■おまけ
また一つ、ムサシの貧しい過去が....。雪の日はご馳走だらけ。雪を海苔で巻いた雪おにぎり、銀シャリならぬ雪シャリの海苔巻き、ネタののってない雪のお寿司、とどめのデザートはシロップ抜きのプレーンかき氷食べ放題。ムサシは大人になってもお寿司といえば雪のお寿司だと思い込んでいた。
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放送日:1998年10月5日
※『ルージュラのクリスマス』と共にスペシャル放送された。