「香織〜今週の金曜日飲もうよ」

「いいよーでもなんかあったらの?」

「また、その時に話するよ」

「六本木のアマンド所に19時でどう?」

「了解、またね」


私の病院は六本木に近いので私に合わせ

てくれたのかなと思いましたが、テレ朝

も要の仕事のテリトリーでもあるから1年

で六本木慣れたかなと言っていました。


要のテンションと声のトーンが下がっている

みたい。


なんか気になる?

いつものテンションではない凝視


マジで真剣な話って感じがする


まぁ、とりあえずもう1年会ってないから

本当に久しぶり、要のナイスボケも聞ける

し、楽しみ‼︎


金曜日夜の六本木は色々面白い🤣

男女の年齢もバラバラ、外人さんもいっぱい

いつもか(笑)


要と合流し要に会った。スーツじゃん👏

店はオシャンティ(今は死語かも笑)な感じで

やっぱ流石要らしい。

バーは落ち着いた雰囲気なんだけどオシャレ

で20〜30代の客層な感じ。


高校1年で出会っていた時もちょっと高校生

には見えないくらいセンスが良くてオシャレ

だった。


高校ではbeamsとかとか着てた。

大学生ではラルフローレンに

チノパン、デッキシューズ。

現在も流行った物って私の20代にも1回

 流行った。時代は周るよね


要は一応、身長は178センチ位で野球部

だったからそこそこの筋肉。

顔は誰にも似てないからわからん。


一応イケメンの部類に入って入っているのかなぁ。



 要‼︎どしたー‼︎その姿‼︎


「ハイハイ、わかっているよ香織が言わん

 としている事。」


「仕事ちょー忙しくて、夕飯夜中で運動する

 時間がない上に食べる量が変わらないから

 当然太るよ」


「ちょっとぽっちゃりして可愛くなっていい

 じゃん(笑)それはそれでいいと思うけどね。

 なんてね(笑)」


「そうかなー」


「痩せろ(笑)頑張れ‼︎」


「ハイハイ、頑張りますよ」


「ところでなんかあったの?」

彼女に捨てらた


「、、、。」

「俺、本当に好きだったと思っていたんだけど」


 要、もう終わりにしょ。


     俺は「、、、わかった」と言った。


  彼女は何も言わずに去って行った。


「なんかさ、俺、今迄何をしてたのかなって

  彼女は本当に存在していたのかなぁ、、、」


「そして、ほっとしている俺もいて、、、。」    


「終わったんだよねってひと事みたいになって

 いる俺がいたんだ。」


「お疲れさんって」



いつにもない真剣面持ちで要はバーの音楽の

様にゆっくりゆったりしている。


「俺、彼女に疲れて追いかけても帰って来ない

 凄く疲れて、一度も安らぎはなかった。」


ハイボールを飲みながら一点を見ている要


「やっぱり、安らぎって必須なんだよ。

 社会人になって良くわかった。」.


「もう、疲れる恋なんて嫌だったんだね」


「別れてハッキリしたよ」


スッキリしているいつもの要に戻った。


「それから仕事がちょーハードで恋なんて

 してられなかった。

 でもそれも良かったよ」


「香織はこの1年どうだったの?」


「私はどうも病院が合わなくて転職を考え

 ていたから仕事に関してはキツイなと

 思っていたな」


「まっ、とりあえず久しぶり会えたんだから

 乾杯する?」


「だね、乾杯🥂」


「あっ、仕事でクラプトンのコンサート

 チケット貰ったんだけど一緒に行ける?」


「マジー‼︎凄いじゃん行く行く絶対行く‼︎」


「要、大好き‼︎仕事頑張りやー‼︎」


「香織ってわかりやすっ(笑)」


 要、お疲れ‼︎ 自然な要が眩しい

 よー要も私もちょっと大人に

  なったのかな㊗️


 次はクラプトン行くよん🏃🏃‍♀️🏃‍♀️

  アップアップアップアップアップ