最近O-157などをはじめとする食中毒のニュースを目にしました。

自分の復習の為にも、自宅でできる食中毒対策をまとめてみました

 

①手洗い

 

外から帰ってきた時、食事前など、こまめな手洗いは食中毒予防に役立ちます。

最近テレビでやっていた、意外と注意が必要な場面は動物を触った後だそうです。子どもの頃、親に犬猫を触った後「石鹸で手を洗いなさい」とよく言われていましたが、「そういうことかぁ」と思いました。昔の人は経験から学習していたのかもしれないですねクローバー

 

また、食事の準備中もこまめな手洗いが大切です。私は職業柄どうしてもこまめに手洗いしてしまいます。

 

おかげでタオルは1回の調理でビショビショですが…ガーン

 

特に肉、魚を触った後は必ず手洗いをしてからフライパンの取っ手やお箸、冷蔵庫の取っ手を触ったりします。なぜなら、肉、魚は元々食中毒菌を持っているからです。

 

そのせいか、夫が肉を触った手を洗わずに冷蔵庫の扉を開けようとしたら注意するので、夫は「うるさいなぁ」と思っていると思います笑い泣き私は職業病だからしょうがないと思っています笑い泣きでもお腹痛くなったらしんどいので「出来ていない時は何度も注意させていただきます」と宣言していますクローバー

 

②調理工程

①で紹介したように、生の食材はどうしても食中毒菌をもっているものです。それを理解すると調理工程も工夫できますキラキラ

私が実践している食材を処理する順番は、

生で食べるものサラダりんご(サラダ用の野菜、果物など) → 加熱する野菜にんじん → 肉、魚ステーキうお座

の順で処理しています。

 

デメリットは予定外の食材、献立を思いついた時に肉・魚まで処理が進んでいる場合は、一度まな板を洗ってから処理する必要があることです。

本当なら肉・魚用のまな板、野菜用のまな板など食材ごとにまな板や包丁を準備できたら一番なのですが、自宅では保管場所がないので、私は1枚のまな板を洗剤で洗ってから処理するようにします。

可能なら洗った後に熱湯をかけるのがオススメですが、私は家ではやっていません(職場ではしっかりやってもらいますが…仕事プライベートではそこまでやりせん笑い泣き)アセアセ

 

もうひとつの方法としては、肉・魚に触れていない調理器具(調理はさみ)などで処理しています。

 

③適温での保存

 

冷蔵庫や冷凍庫で保存するのはみんな当たり前のようにやっていると思いますが、一度解凍したものを冷凍するのも菌が繁殖することがあるので注意が必要です注意

以前テレビで見たのが、一度溶けてしまったカップアイスをそのまま冷凍して食べたら食中毒になった事例があるそうです。原因は一度解凍した時に菌が繁殖したことだそうです。

 

また肉、魚の保存はビニール袋や容器に移して保存して、他の食品に肉汁などがかからないように保存することも大切です。

 

④加熱

最近ニュースにでてきた食中毒になった人は、焼き肉をレア気味で食べたらO-157に感染したとのことでした。ちなみに大量調理では中心温度75℃以上で1分以上加熱することが必須とされています。

 

ちなみに職業病のひとつと思うのですが、栄養士仲間で焼き肉に行くとレア気味で食べる人はいません笑い泣き

 

おいしさを求めたらレアもいいかもしれませんが、私たちは食中毒になったら仕事に出れない、人に移す可能性があるので控えていることが多いです。

 

そもそも施設によっては生食(刺身、蠣、場所によってはサラダも禁止)が禁止されていることがあります。なので、私も育休中に久しぶりに蠣を食べました笑い泣き

 

特に焼き肉では、生の肉を取る用のトングと、焼き終わった肉を取る用のトングを分けて使うことも大切です。

 

学生時代、実際に自分の研究室で焼き肉に行った時、これを分けていなかった七輪組が食中毒になって大変そうでしたガーン

 

私はあの時身をもって大変さを訴えてきた友人をみて、焼き肉のトングは絶対分けようと心に誓いました。めちゃめちゃキツそうだったんですガーン

 

以上、ざっくりと自宅でできる食中毒予防でした。

厚生労働省からも「家庭での食中毒予防」が紹介されているので、気になる人は是非ご覧ください