アンドロメダ銀河と天の川銀河の衝突が４０億年後に起こるという話を聞いたのが、
２０１７年のことでした。
アンドロメダ銀河は、天の川から最も近い位置にある銀河だと考えられています。
私たちの住む天の川銀河に向かって、アンドロメダ銀河は時速約40万キロメートルで移動しているのだとか。
約２５０万光年という長い旅を経て、アンドロメダ銀河は天の川銀河にぶつかると見られています。
哀しいことに地球上の生命はすべて、この天体スペクタクルを見ることなしに死に絶えるのだと言われています。
なぜならその頃にはエネルギー不足に陥り始めた太陽が金星の軌道上に達するほどまで膨張し、
地球は現在の水星並みの灼熱の星になっているからだそうです。
40億年後というのは気の遠くなりそうな年数ではありますが、確実に１日１日と近づいてきている未来なのですね。
NASAがシミュレーションする、ふたつの銀河の衝突がとても美しくロマンチックです。
アンドロメダは肉眼で確認できる唯一の銀河ですが、彼方に輝く小さな光でしかありません。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
２０億年後、アンドロメダ銀河は、夜空にとても大きく見えるようになります。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
３７.５億年後、夜空には大きくアンドロメダ銀河が広がり、重力による潮汐で天の川は歪み始めます。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
３９億年後、ふたつの銀河が初めて交錯します。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
接近によって星間を漂うガスが圧縮され崩壊し、新たな星が生まれます。そのため空は明るく輝きます。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
４０億年後、一旦はお互いをすり抜けたふたつの銀河が、遠ざかる際に引き伸ばされ、ゆがみが生じます。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
５１億年後、ふたつの銀河は重力でまた引き寄せられ、ふたつの銀河の銀河核が現れます。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
７０億年後にはふたつの銀河核が融合し、ひとつの巨大な楕円銀河になるようです。夜空は星々が放つ光で充満するそうです。
https://www.businessinsider.jp/post-202168より
ふたつの銀河が出会い、融合し、一度はすれ違い、また引き寄せられ、最後にひとつになる……。
どこか星々の恋愛を見ているようで、とてもロマンチックに感じます。
このアンドロメダと天の川を、恋愛に組み込みたい……
そんな想いで小説を書き始めました。
宇宙や自然は自分では思いも付かないほど壮大で美しく、
そのようなものを毎日観察できる自身は、とても幸せだなと感じます。
土星では、新たに２０個の衛星が見つかったそうですよ＾＾
衛星の総数は８２個で、木星の７９個を上回ったようです。
新しい発見は素敵なものですね♡
今回参照した記事は以下のふたつです↓
https://www.businessinsider.jp/post-202168
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/100900581/
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