テーブルに上ったら叱る?下りろを教える? | ドッグウォーカー博士のスローライフ

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しつけないといけないという気持ちを捨てると、犬は自分で成長をはじめます。
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とても寒かったが、天気が良かったのが幸いだった。

 

イナちゃん(白黒猫♂11か月)も窓辺で日向ぼっこを堪能。

 

 

 

 
犬猫たちが日向ぼっこする姿を見るていると、心がほっこりする。
 
わたしの最も好きなシーンで、これなしには生きていけないと本気で思っている。
 
イナちゃん、どうもありがとう。
 
そんなイナちゃんは以前にもまして食欲旺盛で、元気いっぱいだ。
 
喜ばしいことだが、膝に乗っているとお尻が痛くなるようになってきた。
 
さらに朝わたしを起こしに来て胸の上に座られるとちょっと苦しい。
 
先日シェルターに行って他の猫さんたちを見たときに、イナちゃんはけっこう大きい方じゃないかと感じた。
 
立派になったね、イナちゃん。
 
病気のせいで長生きはできないが、元気に楽しく暮らしてほしい。
 
ところで、犬がテーブルなどの高いところに上って困っていると聞くことがある。
 
わたし自身もそんなご相談を受けたことが何度もあるが、こういうときによくあるのが、犬を叱ったり、あるいはコマンドに従って降りるようにトレーニングしようとしたりすることだ。
 
だが、その時は何とかなってもまたすぐに同じ事が繰り返されるのでイライラする、というのが定番である。
 
うちの犬たちはやらなかったが、イナちゃんは猫なので高いところに上りたがる。
 

陶器の壺と、うちの大事な犬猫たちの写真を飾ったチェストの上によく上って、落として遊ぶようになった。

 

こういうときに叱っても効果はない。

 

わたしが行ったのは、チェストの上のものをすべて片づけて、上に毛布を敷いてイナちゃんスペースにするということだった。

 

そうすればすべて解決する。

 

犬の場合は上り下りの際に危険がないように、足場となるクッションや階段などを用意する必要があるが、その場所を犬スペースにしてしまうというのが最も簡単だ。

 
上に魅力的なものが乗っているから上りたがっているということもよくあるので、その場合は上のものをすべてしまう。
 
食卓のように食べ物を置いていたりにおい残っていたりする場合は、それらを片づけてしまえば解決することも多い。
 
それでも上る場合は、犬用の台を増やすというのもありだ。
 
わたしが受けた相談でよく覚えているのは、出かけていく人間家族を見送るために窓辺のテーブルに上っていたケースだ。
 
目的がわかったので、窓の外を見る用の台を設置して解決した。
 
すぐに叱ったり、しつけたり、トレーニングしたりしようとするのではなく、犬が何を望んでいるのか、どうしたいのかを考えるようにしよう。
 
するとほとんどのことは解決する。
 
PONOPONOの接し方は、叱りたい気持ちを我慢しないといけないと思っている方がときどきいるが、そうではなくて叱らなくていい状態を作り出すということを強調しておきたい。
 
 

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