ボディランゲージがわかるともっと好かれる(動画解説) | ドッグウォーカー博士のスローライフ

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朝から一日中雨だったので、イナちゃん(白黒猫♂11か月)とのんびり過ごした。

 

イナちゃんは寝ている時間は長いが、まったく遊ばないというわけではない。

 

いつもよりも遊ぶ時間が短くなる程度だ。

 

 

 

引き続きポンポンじゃらしがお気に入り。

 

窓の外を眺めたり、膝の上で寝たり、ストーブの前に行ったりなどして過ごしている。

 

ところで、最近ボディランゲージについてあまり取り上げていなかったので、久しぶりに動画の解説してみようと思う。

 

次の動画は再生回数が多くて話題になっていた。

 
ほとんどの人はこのラブラドールさんの態度の変化や気持ちの変化を読み取っており、だからこそバズったのだが、観察眼の精度をもう少し上げるために詳しく見てみよう。
 
まずは冒頭、家人の帰宅に気づいたときの尻尾の振り方を見ていただきたい。
 
犬にとっての右側(わたしたちからは向かって左側)に大きく振られていて、右振り頻度が高いことがわかる。
 
これは快い気持ち、ここではうれしい気持ちを表している。
 
だがラブラドールさんは歓迎の挨拶のために接近するが、そのあとに舌をペロッとしている。
 
これはマズルあたりを雑に撫でまわされたことによるストレスシグナルだ。
 
「それは嫌だよ」と言っているのである。
 
そのあとに顔を斜め下に向けているのも、相手をなだめるためのカーミングシグナルだ。
 
にもかかわらず、お父さんはさらに頭を撫でようとしたので、後ずさりして、ブルブルっと強いストレスシグナルを出している。
 
帰ってきたのはうれしいけど、その撫で方はやめてと言っているのだ。
 
次のシーンは2回目の帰宅時の様子である。
 
ラブラドールさんの尻尾が、あまりにもはっきり左(向かって右)に傾いている。
 
これは不快を表している。
 
歩いて近づくシーンでも左振りの方が多く、スピードが大幅にスローダウンしている。
 
これは気乗りがしないということとともに、カーミングシグナルでもある。
 
それでも挨拶に出てくるところがけなげだが、犬はそうやってちょっと嫌でも人間に合わせようとする生き物であることを、よく理解しておこう。
 
近づいたら今度は連続舌ペロ(ストレスシグナル)で、にもかかわらず真正面から撫でようとされてさらに舌ペロ、あげくに大きなあくびをしている。

 

あくびは眠いからではなくて、強いストレスシグナルだ。

 

そのあとの横向き、舌ペロなど、一連のストレスシグナルが、ラブラドールさんの不快な気持ちを物語っている。

 

ほとんどの人が、このラブラドールさんが喜んでいるか嫌がっているかを理解しているが、細かく見ていくと「嫌だ」を見落としていることがわかる。

 

犬が嫌がることをしないために、観察眼の精度を上げることが重要なのだ。

 

嫌がることをしなければ犬のストレスが減るし、わたしたちはもっと犬に信頼してもらえるようになる。

 
犬の気持ちに早く気付けるように精進したいものだ。
 
 

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