おごめ~ん、団長タカッチ親方です(`・ω・´)ゞ
- あなたは、普段暮らしている地域を歩いていますか?
- 地元のことをよ~くご存知でしょうか?
大分県豊後大野市出身の私。最近は、なかなな豊後大野市を散策していないなあと実感💦
- 豊後大野市青年団長(豊後大野かるた制作者に一人)
- おおいた豊後大野ジオパークのジオガイド
- しんけん大分学検定3連覇
…と、手前味噌な肩書を持ち、豊後大野市や大分県に詳しいはずながら、まだ豊後大野市でも訪ねたことのない場所も多々あり。
▽出身地の千歳町でジオガイドをする親方(魔除けのお守りにどうぞw)
「もう少し、ふるさと大分県や豊後大野市を散策し、素敵な魅力と出会いたい&発信したい」という想いがあり。
そこで、これまで以上に地元を散策し、いわば「あまり知られていない魅力やスポット」もご紹介しようと決意!
メジャーな場所ばかりでなく、少しマニアックな場所もご紹介!
あなたにも大分県や豊後大野市の「こんな魅力があるんだ」と知っていただきたい&私自身も勉強する意味で、ふるさと紹介の記事や動画も少しずつ増やします!
今回の注目スポットは、「市邊田八幡社(市辺田八幡社)」さん⛩
↑なんと読むでしょうか?
【正解】「いちべだはちまんしゃ」と読みます!名前の読み方でも興味を集めるであろう神社です⛩
▽本殿の一部です。神社全体はこれからご紹介!お楽しみに♪
豊後大野市三重町赤嶺地区=郊外の商業地帯にある市邊田八幡社さん。
私も神社前を通ることはたくさんあるも、参拝は今回が初!
神社自体は有名&七五三祝いのイメージが強い市邊田八幡社さん、ついに私も出会います!
<⛩市邊田八幡社さんの見どころ3点>
- 神社に仏様がいらっしゃる!?
- 大分県や豊後大野市指定の文化財が複数あり(県や市から価値を認められている)
- きれいに整備されている
現地を歩くほどにその魅力やすごさを感じる市邊田八幡社さん。あなたにもお届けいたします🎁
豊後大野市散策のご参考にどうぞ(ー人‐)
大分県豊後大野市「市邊田八幡社」紹介ティザー映像はこちら→https://youtu.be/WN70UIE_VuI
※動画の字幕の訂正:×「いちべた」→〇「いちべだ」です、失礼いたしました。
(1)市邊田八幡社|七五三で有名な神社⛩
▽神社情報の詳細は、市邊田八幡社さん公式サイトをご覧ください→https://ichibeda.com/
以下の概要も、公式サイトから引用いたしますm(__)m
【概要】
- 主祭神:品陀和気命(応神天皇)
- 副祭神:行長足姫命(神功皇后)、三気入野命、比賣大神、祖霊神、伊邪那美命、事解男命、速玉男、菅原神(二柱)、武内宿禰
- 御神徳:勇気を司る神、子宝の神、縁結びの神
- 由緒:文永二年(1265年)以前より大神氏よって勧請、創建されていました。その後、建武二年(1335年)に日向国高千穂十社大明神(現:高千穂神社)より三気入野命の御分霊を戴きました。
▽具体的な由緒は、現地看板をご覧ください。
【祈願】
- 安産祈願 命の祝福
- お宮参り お誕生の喜び
- 七五三 健やかな成長を
- 神前結婚式・前撮り 伝統的な神前式
- 車のお祓い・交通安全 平穏こそ幸せ
- 厄除け祈願 人生を明るく照らす
- 新年・四季の安全祈願 信頼される企業に
- 合格祈願・学業成就 夢を叶える
- 商売繁盛・事業繁盛 努力が実を結ぶ
- 健康祈願・無病息災 豊かに生きる
個人的には、七五三のイメージが強いです!姪と甥がお世話になりましたm(__)m
Cf:私は大分市の春日神社で七五三を行いました(当時は大分市在住のため)
大分市「春日神社」動画→https://youtu.be/NKpX1uHMGBk
(2)参道を歩く|商業地域から鎮守の森へといざなわれ🌳
▽地図(大分県豊後大野市三重町赤嶺1461−3)。下赤嶺児童公園やHIヒロセさんの近くにございます。
▽旧国道沿いに看板あり。商業地域から、鎮守の杜へ。
駐車場もあり。看板に従い走行ください。※道幅が狭いため、運転にご注意を🚙
▽入口。
▽立派な石燈篭。阿蘇溶結凝灰岩で作られているでしょう。これも、ジオ!
▽入口にある手水鉢。ひょうたんや、インド料理のナンにも似ていますね(笑)
▽鳥居をくぐりゃんせ♪(神社名を示す額束はなし)
▽木々と石燈篭に囲まれ、一気に荘厳な雰囲気に。
▽石段を登れば本殿だ✨(≒📝「トンネル越えれば 竹中だ」By.南こうせつ氏)
(3)本殿へ|きれいに管理されています✨
▽大きさのある本殿。きれいに管理がなされています。訪問日は祝日であり、国旗も掲揚。
▽大きな額束もあり。
▽本殿でお参り(ー人ー)
▽ウサギ(卯)の干支に関する絵馬や大和絵もあり🐰
(4)木造阿弥陀如来像|神社の中に仏様(ー人ー)
本殿の隣にもお堂があり。
中を拝むに…
…大きな仏様✨
こちらは、大分県指定有形文化財の「木造阿弥陀如来像」さまです!
▽説明文(市邊田八幡社さん公式サイトから引用)
室町時代より市辺田八幡社内に安置されている県指定有形文化財の木造阿弥陀如来像です。
像高は261cmであり、台座を合わせると4メートル程の巨像です。
樟材を使用した寄木造(よせぎつくり)で、玉眼(ぎょくがん)を嵌入(がんにゅう)し、内刳りを大きくとり、像の表面に漆箔を施しています。
頭部と体部の根幹部は鎌倉時代末期頃の製作と推定されていますが、両肩先から膝前部にかけては近世の後補と思われます。
指定年月日:昭和33年3月25日
かなり大きな阿弥陀様です!木造というのもすごし🌳大分県レベルでその価値が認められているのですね!
あなたは、ふと感じましたか?
「神社の中に、仏様がいらっしゃる⛩」
これぞ、神仏習合!神様(神道)と仏様(仏教)とが共存✨日本ならではの思想です。
神社の中にあるお寺を「神宮寺(じんぐうじ)」と呼びます。市邊田八幡社にも神宮寺あり⛩
📝神仏習合といえば、大分県の宇佐神宮(宇佐八幡)が起源。詳細記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-12809447181.html
大分県宇佐市「宇佐神宮と弥勒寺」ティザー映像→https://youtube.com/shorts/sBDbwi9aN2I
市邊田八幡社も、宇佐神宮と同じ八幡社。まさに神仏習合を感じられる神社です⛩
(5)石幢もたくさんあり|文化財も多き神社⛰
神様仏様稲尾様…ではございませんが(笑)、境内にはもう1つ見どころあり!
▽石幢(せきどう)がたくさんあり!
☆「石幢(せきどう)」
石でつくられた塔の一つ。中国から伝わり、日本では室町時代以降のものが多い。
見た目の特徴・構成は以下の通り。
- 六角または八角の石柱
- 仏龕(ぶつがん:仏道などを安置するスペース)
- 笠(塔のてっぺんにある覆い・屋根のようなもの)
- 宝珠(ほうじゅ:頂上に乗っている飾り)
By.📝大分県豊後大野市で文化財調査員を務める私(ドヤッ!w)
豊後大野市指定有形文化財の石幢も2つあり(各説明文は豊後大野市役所の文化財紹介公式ページから引用)。
⛰石造宝塔(下赤嶺宝塔)
市辺田八幡社の境内の脇に並んでいる各種石塔類の中に所在する。
相輪を欠失し別の宝珠を置いており、相輪を除く総高113cm。基礎の4面に各挟間があり、塔身には金剛界四仏の種子を薬研彫りしている。
銘文により南北朝時代の康永4年(1345)の造立であることがわかる。
- 所在地:三重町赤嶺(宮畑)
- 指定年月日:平成17年3月31日市指定(昭和38年7月30日三重町指定)
▽石柱には、閻魔様だ~👿リアルな雰囲気がよいですね!
⛰石造多層塔(下赤嶺多層塔)
市辺田八幡社の境内の脇に並んでいる各種石塔類の中に所在する。
銘文には「舎利塔」とあるが、多層塔の軸部にあたるものと思われる。
高さ59cm、幅56cmで4面に高さ34cmの仏龕をつくり、東面に阿弥陀如来、南面に釈迦如来、西面に薬師如来、北面に菩薩の四方仏の坐像を半陽刻している。
銘文により鎌倉時代の文永11年(1274)の造立で、市内最古の紀年名を持つ石造物である。
- 所在地:三重町赤嶺(宮畑)
- 指定年月日:平成17年3月31日市指定(昭和38年7月30日三重町指定)
▽豊後大野市内最古の記銘年と聞くと、より価値を感じますね✨来年で750歳!
上記の文化財調査記事でもご紹介しましたが、石の文化財は長年残りやすいのがメリット。
特に豊後大野市では、9万年前の阿蘇溶結凝灰岩という加工しやすい石が身近にあるため、石の文化財が多いのが特徴。
おおいた豊後大野ジオパークを散策されると、たくさんの石の文化財と出会えますよ♪
▽秋の彩を感じる市邊田八幡社からお伝えいたしました(`・ω・´)ゞ
地元でも行ったことがない場所がたくさんあり。散策すると面白い出会いあり✨
市邊田八幡社さんが神仏習合の地であること&立派な文化財も多く暮らす場所だと知ると、より興味を抱きますね。
これからも豊後大野市内を散策し、生活の中にある魅力をあなたにもお届けいたします🎁
あなたも、豊後大野市をぜひゆっくりご散策くださいませ♪素敵な出会いをしましょうよ!
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
「神社仏閣⛩」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwBN6zcqlWPYthJTkVIX3hsf
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