「ぴ:ぴ~ひゃらり 獅子舞 神の 道清め 」
「みゃ:脈々と 舞い継がれたる 神楽舞」
「ひょ:ひょうたんさま よいしょよいしょと おおわらじ」
↑ぶんごおおのカルタ、覚えてね♪(笑)
こんばんは、なないろベース事務局タカッチ親方です!
早いもので、もう12月。
今月もなないろベースをよろしくお願いいたしますm(__)m
さて、大分県豊後大野市千歳町では、毎年12月第1日曜日に、「ひょうたん祭り」を開催!
大きなわらじ&ひょうたん+赤い装束を身にまとった、ひょうさんさまという一風変わったいでたちの神様が練り歩き、参拝客に無病息災のお神酒をふるまう奇祭です。
(Cf:昨年・一昨年・2016年・2015年・2014年・2013年・2011年)
・「ひょうたんまつりの起源って??」
毎回のことながら、起源クイズ~!(笑)
過去ログのコピペになりますが、ぜひトライしてください!
【Q】以下の斜線自体文章中に、虫食いがございます。その虫食い部分に入る語句をお考えください。※超難問です!!
かれこれ(1.800)年ほど前、豊前・豊後国の(2.大友)氏VS(3.薩摩)国の長期の戦いが勃発。
これを憂えた(4.宇佐八幡(神宮))))のご神霊は、その分霊にこの地を治めようとさせた。
これを聞いた地元の豪族:(5.益永)氏が、(6.ひょうたん)に清酒を入れ、 流鏑馬や獅子舞などを柴山八幡社に奉納したという。
※回答は、()部分をドラック(マウスでこする)をしていただければ参照できます。
なお、今年も記事最後に回答をご紹介いたします!
この起源を押さえてくださると、このお祭りの内容(流れや役割など)を理解しやすいと存じます
↑以上、毎年恒例のコピペ導入です(笑)
令和最初の冬を告げるひょうたん祭り、行かないわけがない!(笑)
大分学研究会おおいた遺産モニターツアー&ぶんごおおのカルタ絵札めぐりと合わせてお邪魔いたしましたm(__)m
▽ ひょうたん祭りダイジェスト動画→https://youtu.be/wzJKMzUpYaM
※2019ひょうたんまつり動画集→https://00m.in/MzdFP
お昼。
柴山八幡社の麓のお宅で酒宴。
主演(≠酒宴)のひょうたん様は、出発の準備!
▽大きなわらじ!
長さ約1.1m×幅約0.45m、重さ約7kg。
[Q]大きなわらじになったのはなぜ?(一説)
→各年の座元(祭りの世話人・隣組)が、「去年よりも大きなわらじを作ろうえ!」と競い合ったからだそうな…!?
まあ、人間らしくて私は好きですが(笑)
▽大人気のひょうたん様
【ひょうたん様になるには?(条件)】
(1)その年の当番地区在住(柴山地区・高畑地区)
(2)元気な長寿(体力あり・お酒に強い)
▽13時30分ごろ、準備が整い、さあ出発!
▽わらじが大きく重い&酒酔いのため、ひょうたん様おひとりでは歩くことができず…。
そのため、座元(お祭りの世話人)が介添えで一緒に練り歩きます!
▽随所でお神酒をふるまいます♪(×飲酒運転!)
約1㎞の道のりを約3時間かけて練り歩きました。
16時前に無事に仮宮へゴール☆
お疲れ様でしたm(__)m
この他、ひょうたん祭りには様々な登場があり!
☆「清者さま(しょうじゃさま)」
ひょうたん様と双璧の主役:清者さま(しょうじゃさま)。
昔、用明天皇が柴山八幡社へ参拝されようとされた際のお話。
大野川を渡ろうとした際、1人の若者が身を清め、天皇を背負って大野川を渡したそうだ。
天皇と直接ふれあった清い者として、「清者さま」と呼ばれるようになりました。
清者さまは、ひょうたん様が練り歩いた街道を、馬にまたがり7往復颯爽と駆け抜けます!
流鏑馬といえども、弓矢はなし。
されど、迫力あり!
▽流鏑馬の動画→https://youtu.be/Daved5jOFiY
※2019ひょうたんまつり動画集→https://00m.in/MzdFP
☆獅子舞(柴山区・高畑区。ともに御嶽流)
獅子舞は、神様(お神輿)が通る道の清掃役・点検役です!
ご当地の柴山地区・高畑地区の2つの獅子舞(2頭&2人立て)を奉納。
☆弓練り
柴山地区の子どもが奉納。
弓矢を持って練り歩きます!
▽獅子舞&弓練り動画→https://youtu.be/XNMMyS-iuxo
☆千歳中神楽
千歳中学校神楽(浅草流:柴山神楽の指導)による2演目!
大人数の舞とお囃子ですが、たくさんの練習で上手でした☆
▽動画→https://youtu.be/lJQNukd4eXg
◇「五方礼始(ごほうれいし)」
神楽やお祭りの最初を飾る演目。相撲でいう土俵入り。
東西南北中央を清めます。
◇「津留儀(つるぎ)」
6柱の神々が刀を持って激しく舞います!
☆柴山神楽
地元:柴山神楽(浅草流)によるテンポのよい激しい舞!
▽動画→https://youtu.be/cly5pbYqaiY
◇「朝倉返(あさくらがえし)」
神楽の始まりを飾る1人立ての演目。
丘の上の本宮に鎮座する神が、人々の暮らす平野におり、仮宮に向かわれるお発ちの際によく奉納される。
◇「柴引(しばひき)」
天の岩戸開きを願い、アマノコヤネノミコトとフトダマノミコトが、岩戸の前に八坂瓊のまが玉や八咫の鏡を真榊に掛けて奉納するため、天の香久山の真榊を根こそぎに抜く演目。
観客と荒神とが榊を引っ張り合い、力比べ!
大変人気のある演目です。
柴引荒神は、今回の奉納が大人神楽座での初舞デビュー!
実は過去の職場でお世話になったことのある神楽少年でした♪
当時から神楽好きで印象的な子でした!
成長を感じ、感慨深いです☆
舞も上手ですし、柴引荒神らしく笑いのツボも分かっている、玄人好みの神楽人になっております♪(笑)
なおこの後、柴山神楽「綱切(つなきり)」、「岩戸開(いわとびらき)」、「大神(だいじん)」と続いたようですが、あいにく私はこれにてお暇いたしました…。
雨の予報もなんのその!
晴れ間の時間が多く、賑やかなひょうたん祭りでした☆
過去に比べ来場者もかなり少ない印象ですが、少雨だった去年よりかは多かったかなと感じております!
奇祭ですし、珍しさもあり♪
意外と若者が多く、また外国人の方も数名いらっしゃいました☆
なお、ひょうたん祭りはこの日の行列だけではございません。
祭り自体は三日間。
金曜日の夜から神事や宴が行われ、長丁場です。
座元の皆様始め、地域のみなさま、大変お疲れ様ですm(__)m
お祭りには、様々な意味が随所にあり、多くのご尽力があり。
その点を理解して、全国各地のお祭りに感謝し、そして楽しみたいです♪
ひょうたん祭り関係者の皆様、今年もありがとうございましたm(__)m
さあ、ひょうたん様が練り歩けば、令和最初の冬、本格到来☆
以上、令和最初のひょうたん祭りの模様でした!
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
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<大分県豊後大野市青年団なないろベース>
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