こんにちは。liangです(‐^▽^‐)
みなさん、「ソウルフード」って言われたら
何を思い出しますか?!
先日、大分の自由学校の人たちと話していたら、
どうも、豊後大野市民のソウルフードは
「酒まんじゅう」なんじゃないかと・・・
地元の人はわかると思うんですが、
白くてふっくら、あんこがたっぷりの酒まんじゅうは、
どこのでもいいってわけじゃない。
「○○のまんじゅうはうまい」とか
「●●のまんじゅうを買ってきた」とか
銘柄指定っていうんですか?
各人がひいきのお店、
作り手がいるんですよ。
「あそこのまんじゅうじゃないとダメ」って。
でも、このこだわり、
どうやら他の市にはないようで・・・
逆にびっくりしました。
「えっ!まんじゅうにこだわりないの??」
じゃあ、この豊後大野市の「酒まんじゅう」を
みなさんにお知らせしない手はない!!
でも、私もいばれるほど
まんじゅうについて知ってるわけでもない。
ましてや、作ったこともない。
ということで、今回、
酒まんじゅう作り体験&加工所見学に
行かせていただきました!!
お願いした先は「中野加工所」。
まんじゅうや餅を出しているのですが
いつ行っても売り切れなので
その人気のまんじゅうの裏側に迫りたい!!
道の駅きよかわ「イチ駅員」 さんに
(かなり強引に)お願いして、
見学させていただけることになりました。
※通常、見学などは行っていません!
連絡なしに直接行くようなことがなどないよう、お願いします。
さてさて、見学当日の朝。
自由学校の末ちゃんと、午前4時に加工所に到着。
さ、寒い・・・(´・ω・`)
加工所の皆さんは、
3時からすでにお仕事を始めているので
さっそく割烹着を着て、まんじゅう作りに参加!
まんじゅうの生地は、大きいものからちぎって
きちんと量っています。
ちぎられたふっかふかの生地を
くるくるっとまとめて
あんこを入れて
くるくるっと丸める。
あんこもすでに同じ大きさのものを用意して
次々に作られていきます。
スピードが早い!
見た目の美しさも大事ですが、
後ろのあんこの入口のところ。
しっかりつぶれていないと、
そこからあんこがはみ出したりするんですって。
丸めたものは発酵機に入れます。
温度によって、発酵する時間が違うので
その日にならないとで
きあがりの時間がわからないそうです。
特に冬は、寒いので時間がかかる。
昔はこたつに入れて温めていたそうです。
あっという間にまんじゅうが一段落。
と思ったら、息をつく間もなく、
きれーいに拭いて
次は餅の準備。
炊きあがったもち米を
杵でついて
どーん!
もう、作るのが早すぎて、
途中経過が撮れませんでした(笑)
こちらでは、
かぼちゃとよもぎと紫イモのもちも作ります。
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/05/e9/j/t02200165_0400030012398224654.jpg?caw=800)
とってもきれいな黄色★
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/9a/90/j/t02200165_0400030012398225141.jpg?caw=800)
よもぎ。
紫イモには、また間に合わず(笑)
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/e6/52/j/t02200165_0400030012398225144.jpg?caw=800)
すぐにパックして
シールを貼って
出荷の準備。
外にはまだお月さまが・・・
今からみんなで朝ごはんを食べます。
皆さんが持ち寄ったおかずでいただきます!
私たちもごちそうになりました!
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/4b/66/j/t02200165_0400030012398226217.jpg?caw=800)
ご飯を食べながら、いろんな話を聞きました。
「子どもんころは、6キロ、
歩いて小学校に行きよったんで。」
えっ!
「ちょうちんじゃねえけんど、
朝は暗いけん、ろうそく持ってなあ。」
ええ~・・
いただきます☆
「いりみそもおいしいんやけん。」
ほんとにおいしい!
「食後にはコーヒーで一服やわ。」
はあ~・・・温まります。
そこで、お土産に持って行った
青年団員の田中さんちの「しょうが紅茶」を渡しました。
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/54/06/j/t02200165_0400030012398226852.jpg?caw=800)
「紅茶やなあ。」
![いっちきち!やっちきち!豊後大野](https://stat.ameba.jp/user_images/20130130/16/nanairo-base/64/17/j/t02200165_0400030012398226854.jpg?caw=800)
そうなんですよ~。
おなかいっぱいごちそうになって、元気になったらお仕事へ!
ひな祭り時期にはひし餅になりますが、
今日はあられにするため、切ります。
がんばれ、末ちゃん。
細長く切ったら、まとめて小さく切ります。
きれい・・
でも、この作業、ほんとにきつい。
ひたすら、ひたすら切り続け、
だんだん外が白んできました。
まだこんなにある・・・((>д<))
この時点で、気付けばすっかり朝。
途中で腰が痛くなって、戦線離脱。
ぬくぬくとストーブで暖まっているうちに、
もうこれだけになってた!!
切った餅は、
外の乾燥室へ運び、
広げて
棚へ。
乾燥には何日もかかるんですって。
知らなかったな~。
中に戻ったら、まんじゅうを蒸す準備。
発酵がおわったまんじゅうの生地は、
これを蒸し器へ移動させ、蒸すんですが、
その時に気をつけないと、
発酵した後のおまんじゅうは
非常に柔らかく、指のあとが容易につきます。
形を変えないように、蒸し器へ入れます。
ガンガン蒸気をあびてます!!
そして・・・
できた~!!
ふかふか、ほこほこのまんじゅう。
ああ・・・朝日に輝く・・・
まんじゅう・・・
「できたて、食べたいやろ?」 食べたい!
「新作の鳥たかなまん、食べたい?」
食べたい!!
むに~。
たかな、たっぷり!
新作の鳥たかなまん。
道の駅きよかわで絶賛発売中☆
味はどうかと、とても気にしていたお母さんたち。
常に新しいものにチャレンジしていくんですね。
かっこいい。
私たちが作ったまんじゅうは、
味はもちろんおいしいんですが・・・
はみ出てたり、
へこんでたり、
ゆがんでたり。
やっぱり、簡単にはできんなあ~!
お餅も焼いてもらって食べて、
ほんとにおなかいっぱいになりました。
(何をしに行っているんだ・・・)
商品は、できたらすぐに道の駅へ。
朝イチで持って行ったまんじゅうは、
この時点ですでに売り切れ。
できたてのおまんじゅうと
お餅も並べて、
焼きまんじゅうもスタンバイ。
みなさま、道の駅きよかわでお待ちしております☆☆
さて・・・
初めてのまんじゅう作り体験&見学を終えて。
中野加工所の皆さん、本当にありがとうございました。
お忙しいところにお邪魔したにも関わらず、
色々教えていただいて、
とっても楽しかったです。
まんじゅうって、
とてもデリケートなものだったんですね。
知っているようで、ぜんぜん知らない身近な世界。
方言の話も面白かったです。
本当にありがとうございました(‐^▽^‐)
これから、朝起きて、
「寒くていやだ~」
なんて言いたくなったら。
「今頃、もう、バリバリ働いている
あのお母さんたちがいるんだ。」
と思ったら、心強くなるなあ。
みなさん、ぜひ、
豊後大野市においでませ☆
おいしい食べ物、ご用意して
お待ちしております。
近々、豊後大野市のB級グルメに、
また動きがある模様・・・
追ってご報告しますね(*^▽^*)