前にも読んだ Effective Python の第2版です。第1版は改良項目として
59個挙げられていましたが、第2版は一気に90個に増えています。
1章 Pythonic 思考
2章 リストと辞書
3章 関数
4章 内包表記とジェネレータ
9章 テストとデバッグ
までは非常に役に立つ内容な気がしますが、それ以降の章は個人的に
Python はダメダメな言語だと思っているのである意味どうでもよい内容
でした。例えば
5章 クラスと継承
6章 メタクラスと属性
あたりは Ruby の方が向いてそうですし
7章 並行性と並列性
8章 頑健性と性能
10章 協働作業 (コラボレーション)
あたりはそもそもスクリプト言語を使うことが向いていない気が。
まあ1章 Pythonic 思考というものも、役には立つものの一部の Python
ユーザによる「Python こそ至高」というアピールに使われがちで、非常に
ムカつくことも多いのですが。