R6,5/14(51)第58番札所 作礼山 千光院 仙遊寺① | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

仙遊寺に登った嬉しさの瞬間

やった~って思っただろう
(↓2010年2月の写真)
続く。からです。
今回の遍路は、、台風で逃げ帰ったり、大雪で道を変えたり、、
身体の不調もあったり、工事で迂回があったり、、
あんなこんなで、58番のここまで来れた。
これもきっと、何かの教えだ。
僕が何を学べるかが、、大切なんだろう。

第58番札所 作礼山 仙遊寺

本尊 千手観世音菩薩

開基 越智守興

宗派 真言宗高野派

天智天皇の勅願を奉じ、伊予の太守・越智守興が作礼山上に創建した。

昭和22年山火事の類焼に遭い全山焼失したが漸次再建され今日の姿に

なった。

(空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編より)

 

↓仙遊寺のホームぺージ

 

山門の脇に日本遺産の碑が置かれていた。

日本遺産「四国遍路」四国霊場第58番札所仙遊寺

 弘法大師空海ゆかりの霊場を巡る四国遍路は、四国を全

周する全長1.400Kmにも及ぶ壮大な回遊型巡礼路であり、

1200年を超えて発展継承され、今なお人々により継続的に

行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、

国籍や宗教・宗派を超えて行われる四国遍路は世界でも類を

見ない巡礼文化であり、2015年に日本の文化・伝統を語る

ストーリーの1つとして、日本遺産に認定された。

第58番札所の仙遊寺は、作礼(されい)山千光院と号する

真言宗寺院で、本尊は千手観音。天智天皇の勅願によって

越智守興が開創し、のちに阿坊仙人が養老2年(718)まで

40年にわたって参籠したことから寺名が付いたという。

仙遊寺の山門で守る仏法守護神
阿形
そして、吽形
山門からの参道は、通行止めなので、車道を登らせてもらいます。
現代の馬(車)の行きやすい、安心な道。
誰も行けるお遍路。
 
歴史の古いときには、、病の方や、、大変な方が参った遍路も
あっただろう。
求めるもの、、
遍路道の、、あの墓石。。

道路の脇に植えてくださっている植物に咲くお花さん

美しい、、きれいだねって話し掛ける
亀さんのように、、牛さんのように、、
ゆっくり、、ゆっくり、、坂を登る。
美しい鳴き声が聞こえた
黄色い模様の見える、キセキレイさん
こんにちは(*^-^*)
作礼山を登っているんだな
長い歴史で、いろんな御方が、、ここに来たんだろう。
お大師様も。
山の反対側は、今治のまちと、瀬戸内の海
あぁ、、僕は小さな蟻さんのようだ
大きな街があんなに小さく遠くに見える。
、、、僕なんて。。
脇に咲くお花さん
黄色いお花、赤いお花、白いお花
花びらも、枚数も形も違うように、
人も皆、、違う。
それぞれ違うんだ、、
地球、、日本、、このお山、、その中で、
植物、動物、、大自然の力を頂いている。
いろんな命が生きている。
 
、、、曼荼羅のよう。
お互いが影響し合って、生きている。
坂道に、立ち止まる。
僕の杖に、地元の神社のお守りと、とんぼさん。
以前の休憩所で頂いた、手造りマスコット。
山側の目
竹を使われているんだな
お車が、、落としたマグネットだろうか
さぁ、、登れ、、行くと決めたんだろう?
やめる理由は、簡単だ。
決めたんだろう?
今世でなくてもいいじゃないか。
途中で、命が尽きても、
諦めない。
、、、、、、そう。
諦めない。
ほっ(;^ω^)
駐車場に着いた。
山門から15分だった。
 
たった15分。
とっても濃密な15分。
こんなに時間を使って、思い返し、
問い続ける。
 
お遍路って素晴らしい。
御トイレだ\(^o^)/
御トイレ前の仏様
本堂に向かう前の大きな仏様
とっても美しい観音様
僕の大好きな仏様。
温かい
とっても温かい
そして、美しく、母性も感じる。
続く。