坂を登り、、仏様に出会った。
続く。からです。
、、、大師のこうした事績、素晴らしい感性、並外れた文章力が、
私たちに何をお示ししてくれたのであろうか。
私たち一人ひとりが目覚め、悟るにはどうしたらよいのか。
大師は、その根本となる考え方を、懇切巧みに説き、より広く
より深く究めることを勧めている。
以下、その要点となる九項目と、坂井探空師が掲げられた「五信条」
について要約してみる。
五、三密 身(体)(しん)、口(言葉)、意(心)がバラバラでなく、
調和のとれているものを仏の身口意(三密)という。言葉(口密)は
人間の体(身密)を縛りも緩めもする。自分(身口意)を甘やかさず、
自分に厳しすぎず、心(意密)を適度に引き締めることを三密という。
これを中道ともいう。
六、如実知自心、、、、。(次回に。)
(四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)
お大師様の、真言宗で、、、姿勢を整え、手で印を結び、心に仏様を
想い、、口で御真言を唱えるシーンをよく見ます。
姿も心も言葉も、、統一され、、仏様と一体となった、、まさに、仏様
となった、即身成仏のその御姿。
そんな姿を見せてくださり、、調和された生き方を、、お釈迦様の言う
中道の生き方を、教えてくださっているんだなと、この文を見て改めて学
んだ。
交差点に屋根の付けられた道標に仏様
綺麗なお花が供えられ、お茶に線香も、、
中央のお地蔵様
宝珠を抱く
静かなその御姿、、、
こういう心構えで、、こう生きるんだよって、、
こう、、祈るんだよ、、
心静かに。
『三界萬霊』
文化年間に造られたお地蔵様
右側の仏様に、石碑
お地蔵様の左側に、遍路道標☜
兵庫県の方の名が刻まれている。
電柱には、へんろみち保存協力会の矢印シール
いつもありがとうございます。
<m(__)m>
続く。