さぁ、、鐘楼の看板にあった道で行こう
次に、むかうぞ。
続く。からです。
(四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)
大師様は教えてくださっている。
心の状態。生き様を。
あなたはどうですか??って。
それを知って、仏様と向き合って、自分と向き合う。
まだまだ、深みに行けない僕の、低い理解の中をもがく。。
心の状態、、僕なんて、自分の欲のままに生きているようなもんだ。
それを知るだけでも、有難い。
そのことが、、自分なんだってわかって、どう思うだろう。
、、、どうなりたい?
神様仏様に出会って、、いろんな人に出会って、、
気付かされることもある。
、、、僕は、自分がその状態なんだって知った初期の心だ。
『振り出し』
どうする?、、サイコロを振ろう。
歩き出そう
お大師様は、教えてくださる。
さぁ、、鐘楼の看板にあった道で行こう
次に、むかうぞ。
からです。
右の小屋に、黄色い小さな木札
『念ずれば花ひらく』
延命寺山門の横の方にもあったな、、
真民さんの言葉。
『念』
僕は、何を願うだろう。
ひのもとの人の幸せ
、、、、、まだ、世界の人々までを願う力はない僕。
小さい。
いつか、大きくなりたい。
雨、、、雨は、天の祝福。
僕の遍路の始めは、いつも雨。
坂をのぼり、延命寺方面を振り返る。
何度も、、振り返る。
天気が良かったら、、今治の海の方がきれいに見えるだろう。
一歩一歩、、濡れても行く。
あぁ、、延命寺が、離れていく。
仁王門に、、駐車場の上の『近見次郎』の鐘が、、、
なかなか、、学べない、僕。
進む一歩が、短く小さい。
すぐに覚る人がうらやましい。
行く先は遠い。
どうか、挫けませんように。
この日、午後に、大阪に帰る。また来る、、きっと来る。
いっぺんには進めない。
、、、それがどうした。
素晴らしい、本四国の遍路。
素晴らしい、お大師様の道、、そして、その教え。
凡人の、愚かな僕が、すぐにわかるわけがないじゃないか。
同じ景色も、何度も見る。
きっと、、何かに気付く。
墓石が並ぶ。
亡くなられた、、大勢の人の人生があった。
きっと、何かを教えてくれる。
祈り、傷んでも、祈り続けてくださる仏様、、、
六道、、どこにいても
地獄にでも見てくださる、お地蔵様、、
南無、、m(_ _)m
歩くんだ。