令和6年4月20日(7)何事も、、修行、、僕は池の横に寝ころぶ | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

なかなか、、人には出会わないけど、

木々や花、鳥さん達が、歩く楽しみとなった。

朝8時の出会い

おはよう(^^)/

下りていこう。

続く。からです。

四国遍路の三信条の続きです。

四国遍路の三信条

一、摂取不捨の後誓願を信じ、同行二人の信仰に励みましょう。

一、何事も修行とこころえ、愚痴、妄言をつつしみましょう。

一、現世利益の霊験を信じ、八十八の煩悩の波を靜めましょう。

の、その二です。

弘法大師は、ご誕生の地縁につながる四国の山野を巡り修行をした。

そこで自らの理想の生き方を求められ、一人でも多くの人々にその

ことを伝えたいと祈った。そのために苦労を忍ばれた。そのことを

自覚したうえで四国遍路に臨みたい、それが「三信条」を掲げる理

由ともなっている。三信条は、弘法大師御入定1150年(昭和59年)

の大法会を控え『先達必携』の改訂に携わった当時の編纂委員が、

「高野山真言宗檀信徒必携」の三信条を参考として制定し、初めて

採用したものである。

 

二、俳人・芭蕉は、「旅は人生そのもの」という意味の言葉をのこ

している。四国遍路にも相通じる名言である。四国の山野は、晴雨、

寒暖、四季の変化、みなそれぞれ違う。日暮れて道に迷うこともある。

思いがけぬ助けで予想以上に道程がはかどることもある。

 遍路は、身体の活動を通してひとつの目的を追求していく。この

追及は、日常すべての行動が「修行」というにふさわしい意義をもって

いる。順風にせよ、逆風にせよ、それを生かすも殺すも、対応する

人の考え、行動の仕方によって決まる。

 ひとには、限りなくものをほしがる「貪り」、他人を傷つけ、自

らも損なう「瞋り」、ものごとの道理をわきまえない「癡さ」がつ

きまとう。仏教ではこれを「三毒」という。日常のちょっとした言

葉遣いや、ささやかな行動の端々に現れるものである。これらは目的

の達成に障害にこそなれ、決して益にはならないという信条である。

           (四国八十八ヶ所霊場会 先達経典より)

南無大師遍照金剛m(_ _)m

 

6時半から歩いて来て、、ちょっとくたびれてきました。

休憩したいなと思ったら、池が見えてきました。

池の横の坂で、靴を脱ぎ、ごろ~んと寝ころぶ。

(≧◇≦)

「池のそばで寝ころんだ、、久しぶりの鶯の声、、

  、、、空の雲、、天は高いなぁ、、、

 鳥さんをよく見た、、いっぱい見た」と書いていた。

見上げたら、、鳥さんが身づくろい

可愛いな、、

脚も休められた。

歩き出そう。

寝ころんだ場所に、ありがとうと言って出発した。

この日は、、行く先々に導いてくれる小鳥さんがいた。

僕の、、先達様だ(*^_^*)

導きをありがとうございます。

小鳥さん、、次に来たお遍路さんも、よろしくお願いします。

川向こうの景色

川沿いに並ぶ木々、、何の木だろう

向こうは、みかんかな。

穏やかな道

ゆっくりとした時間が流れる。

ここは、、菊間町 長坂

菊間へ下っていく。

時間と同じように、自分の身体のリズムで流れる景色。

おばあさん、、

にゃんこさんに、ブラッシングと按摩をされていた。

道路の山側の壁

藤が広がっていた。

香りに包まれる。

杖を突き、脚を前に出す。

徳島、、高知、、愛媛も随分来た。

焼山寺も、鶴林寺・太龍寺、室戸岬、、足摺岬、、

久万高原町、、

泣いたり、笑ったり、、ここまで来た。

うまくいったり、、大失敗したり、、

何度来ても、新しい味わいがある。

 

歩きながら、、あの日の様子が思い出される。

国道196号まで1.5Kmだな

番外霊場の遍照院、菊間の駅も、1.5Km位。

遍照院から、次の札所53番延命寺までは14Km位

延命寺から今治まで3~4Km

数字を見ていたら、、しんどくなる。

行けない距離でもない。

、、、とにかく、歩くしかない。

この日、夜から雨予報。

菊間の遍照院から、海沿いを歩き、、
太陽石油の大きな工場を見つつ、青木地蔵様に参って、、
大西の駅を通り、、54番札所の延命寺、、
の、予定が、、遊び過ぎて、、大西駅でこの日を終わり
、、(;^ω^)
電車で今治に行き、翌日戻ってきて、、
54番さんを打ち、今治へ
54番札所・延命寺から、、55番札所・南光坊を打ち、今治駅でおわり、
高速バスで帰宅します。
 
次回は、5月14日今治駅から、、となります。
この日のお宿は、今治駅横のJRクレメントイン今治
以前からは、考えられないゆっくり旅。
少しでも早く、次の札所へと行きたかったあの頃。
今は、出会いや、その土地の様子を味わいたい。
、、、こりゃ、、なかなか進まないな💦

ね、、ツツジさん?

ゆっくりでいいよね??

 

ツツジさんは、、「、、、。」

白い鷺さんと、突然見合い、

お互いにビックリ

でも、舞う美しい姿を見た。カメラ

ビックリさせて、、ごめんなさい。

曇り空、、

やっぱり夜は雨なんだな。

でも、いいこともある。

日差しが無くて、暑くないから、歩きやすい。

山の間から、海が見えます(*^_^*)

菊間の港だろう

このみち~は~ い~つか~きた~ み~ち~♪
違うな、、、初めてだった、、。
でも、そんな歌も、、歌いたくなる。
みかんの木々が並ぶ、、み~ち~♪

小さな花も咲くみ~ち~♪

突然(>_<)

わんわん!!! わんわんわん!!!!!

僕は、、どうしてか、犬に嫌われる。。

なるべく、、そっちを見ずに、通り過ぎた。

新しいみかんの苗木かな。
これからが楽しみだな、、年数を掛けて、大切に育てるんだな。
自然の恵みも受けて、、日々、手入れもして、、

振り返る。

ここを、、また通る日が来るだろうか。

続く。