H16,4/21、9日目⑥(2004年)何故に先に急ぐ、、? | お遍路 の記憶

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大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

↓古いノート記録の書き出し、最初の日のリンク。

ノートの記録があるので、参考に書いていきます。

20年も前の僕の言葉です、、、。

注:もちろんデータは古いです。

 

 

ノートを見る。

「平等寺へ、、足痛い

 おじさんと歩く いろいろ話した。」

とある。

 

平等寺まで、出会ったお遍路さんと、行ったのだろう。

大根峠の写真と思われる。

時間いっぱいいっぱいで、次の札所

22番 平等寺に着いた。

続く。からです。

先を急ぐことばかり、次や明日の予定ばかり考えている僕は、

17時少し前のお寺を、慌てて参り(参る真似にしかならない)

心ここにあらずの、巡礼となりました。

、、、こんなことでは、何をしに来たんだかわからない。

 

第22番札所 白水山 平等寺

御本尊 薬師如来(伝弘法大師作)

開基 弘法大師

宗派 真言宗高野派

弘法大師が井戸を掘ったという「白水の井戸」(縁起)は

石段を登る左手にあり、霊験ありと知られている。

(空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編より)

↓平等寺のサイト

階段の上が本堂

こちらは大師堂

大師の掘られたという、「白水の井戸」

古は、白水だったという

霊験のある御水。

今は入れ物は販売されていないが、この時は置いてくださっ

ていた。

この、下の扉を開いて、霊水を頂きます。

病気の父に、、と頂いて帰りました。

どのお堂を覗いたんだろう、、

沢山、、、宝珠?薬壷?を持った仏様

閻魔様が、、厳しい目で、僕を戒めてくださっているのに、

、、、、、全く気づかなかった。

17時、、お参りを終えた。

出てから、山門をしっかり見たように思う。

景色と調和して、印象に残るお寺だな。

この日、まだ先に進み、どこかで寝る予定。

太龍寺を下り、途中から一所に歩いたおじさんは、平等寺

横の、「山茶花」に泊まるとのこと。

僕は、山茶花で、夕食のうどん定食を食べて出発。

お接待にみかん2ケ頂いた。

ありがとうございます。m(_ _)m

 

寝る場所を探し、先に進む。

振り返る、、、平等寺が見える。

寂しい夕暮れ。

 

お参りよりなにより、寝る場所、旅の予定、、

頭の中は、そんなことでいっぱいだった。

平成13年に、初めて歩いた時、日が暮れて、⑦のバス停で寝た。

寝袋しか持たない僕は、ベンチや屋根を探して歩いていた。

今回も、、そこに行こうと思っていた。

、、、が、11Km位ある。

桑野川を渡る。

続く。