H16,4/21、9日目⑦(2004年)できの悪い弟子。 | お遍路 の記憶

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大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

↓古いノート記録の書き出し、最初の日のリンク。

ノートの記録があるので、参考に書いていきます。

20年も前の僕の言葉です、、、。

注:もちろんデータは古いです。

 

桑野川を渡る。

続く。からです。

↓この辺りの今のブログ。

夕刻、平等寺を参り、夕食を腹に入れて、歩きだしました。

まだ、若くて元気だったんだな。

今だったら、、もう休む事を考えるだろうが、この先の長い

四国一周を思い、心が急いでいたんでしょう。

、、、少しでも先へ、、。

 

住宅と田んぼの道。

田植えしたばかりの水面に、夕暮れ時の山が逆さに映って

いた。と書いている。

この辺りで、、平成13年に歩いた時、、

自転車で追っかけて来てくださった、可愛い女性がいた。

お接待にと、パンをくださった。

いただく作法も知らなかった僕は、、

光明真言を繰り返し唱えた、、、。

思い出の道。

 

暮石の夫婦岩

夕刻に会話する、岩の夫婦

、、、いいなぁ。

暗くなってきました、、、。

月夜御水庵の弘法大師御手植えの大杉が見えてきました。

 

番外霊場 月夜御水庵

本尊 薬師如来(伝弘法大師作)

伝説によると、「当山に立寄られた弘法大師は、一宿するに

洗水もなく、衆生の不便を思い、御杖にて山岸を穿ち、加持

すると清水が溢れ、水底に光明を放つ石を見つけ、この石に

て本尊をつくる祈願を籠めると、不思議にも闇夜に光明現れ

月夜となった。その光で薬師如来と地蔵菩薩の石像を刻まれ、

松杉にて不動尊を刻み安置されたという。

逆杉の伝説もある。

(空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編より)

ここから写真は写せず、、。

月夜の御水庵だけど、月は無く、、どちらかといえば、、

真っ暗な道になった。

 

アスファルト道で、、良かったかも。

暗くて怖く、山道なら、、厳しかった。

⑦の大戸まで行くつもりが、20時に、4キロ手前に小屋を発見

黄色の丸のところです。

屋根とベンチを見つけ、、大戸の4Kmも手前だが、ここで

休む事にした。

たまに車が通るだけの場所。まわりは山で、、暗かった。

ノートには「うれしい 寝ることにする。」とある。

夜間、寝袋の中で書いた記録に

「普通1回でいけるところを、できの悪い弟子だから、何回も、

 人より多く回らないといけないんだ。

 控えめに、謙虚に、反省して、生きていこう。」

、、、と書いていた。

朝を迎えました。

続く。