令和5年6/11(57)道後温泉 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

道後のホテル、温泉街を見ながら下っていく。

わくわく(^^♪しますよね。

右の奥には、湯の大地蔵尊

道後温泉本館

大きな屋根で覆われ、修復中。

続く。からです。

「まつやま道しるべ」今ここ(*^_^*)

遍路と道後温泉

道後温泉はわが国最古の温泉である。

弘法大師もこの地を訪れ、道後の湯につかり、しばし修行の疲れ

をいやされたであろう。休養施設の無かった昔、遍路達の心をな

ごます、道中唯一の施設であったに違いない。

河野氏全盛期には、石手寺末院の明王院が温泉場の鍵をあずかり

入浴客の世話をしていたという。古文書『玉の石』(1702)

には「四国遍路…同行幾人にても勝手次第一宿するなり」とあり、

少し後の時代の『伊予道後略案内』にも「遍路3日までゆせんいでず」

とあり、江戸中期までは四国遍路は3日までの湯銭が免除されていた。

しかし時代が進むにつれて、職業的遍路や病人遍路の頻出などの

問題が表面化したり、一方において、本来的な湯治客保護政策が

とられ、湯治宿と遍路宿が峻別されるなど、遍路にとって厳しい

環境になって来たようである。遍路をとりまく環境も主体も大き

く様変りした今日だが、遍路にとって道後温泉はつきものという

関係に変りはない。今の温泉本館は明治27年に建てられたもの。

へんろ先人達が、この広い湯ぶねに浸りながら、何を考えたのだ

ろうか。そんな想像もしながらゆとりのひとときを持つのも、あ

ながち無駄ではないであろう。

(空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編より)

道後温泉前に、夏目漱石さんの石碑

坊っちゃんの原稿の写しも刻まれている。

正岡子規さん、夏目漱石さん、、

道後にゆかりのある方々ですね。

保存修理工事中で、入口はこちらになっていました。

募金桶

屋根上の飾りも豪華

こちらは、日本唯一という、皇室専用浴場

又神殿、御成門

重なった屋根が美しい

道後温泉本館の東側の道

本館に沿って回ります。

後期の工事中。

西側は、大きな覆いが掛けられています。

明治に建てられた本館

修復工事の無事終えられること願う。

ちら、、覗き目

続く。