令和5年 2月7日(15)まだ、、3Kmも?? | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

そして左の細道へ

へんろみち保存協力会の立札が、導いてくれています。

ありがとうございます。

m(_ _)m

行くぞ~~っ(^^)/

続く。からです。

お遍路って、、自分がどこへ向かうのか試されるという。

自分を見つける旅。

自分は何者で、何がしたいのか、、

まさに、「如実知自心」

人それぞれに、悩みは違い、問題も違い、願いも違う。

一歩一歩、、足を出す度に、より深く自分の心の奥底に近づく。

特別な人ならば、一瞬で辿り着くのだろうが、、

僕は、愚かで鈍くて、、未だに辿り着けない。

雑念多いのかな、、体重のように背負ったものがでっかいのかな、、。

 

答え、、って、なんだろう。

先人が言う

「人生即遍路」

「生きていくことが、お遍路だ」って。

文字ではわからない、体験が大切なんだ。

 

山の上から、きれいな水が流れる道。

この道に、数件の家がある。

生活の匂いは、、、、。

あまり、感じられなかった。

電柱がある。

電気が通っていた。いや、通っている。

ボルトに、鯖大師の黄色い札。

下に、色褪せたシール。

 

導きをありがとうございます。

林の向こう、、上に家が見えた。

石組みが続く、、何か作物を植えていたのだろう。

飛び上がった(>_<)

気の小さい僕。

ヘビじゃありません、、。

木の枝は、時に蛇に見える。

あ~、、、ほんとに、肝っ玉が小さい男だ。

(;^ω^)

大好きな、赤い文字の札

宮崎建樹先生の字体だろうか、、

先生、、先生の案内で、無事に歩けます。

道を探して、案内の札・シール・立札、、

地図に解説書、、

わかりやすく示してくださった。

失われたへんろ道を探し続けてくださった。

先生、、ありがとうございます。

もう、会えないのですね、、

ゆっくり休んでください( ;∀;)

車道でなく、小さな川沿いに遍路の札

振り向くと、林の上に見えていた家は、、崩れていた。

僕は、こっちだ。

神社の辺りがとっても寒かったが、上り始めたら、

雪も減って、歩きやすくなった。

そうそう、、この木

この辺りで、ちょくちょく見た。

変わった木。

みつまた??

小さな蜂の巣のように見える花?実?

いろんな植物や、木々にも出会うな、、

「みつまた」ならば、、和紙を作っていたのだろうか。

ミニミニの滝

緑も生き生き( ◠‿◠ ) 

水場だったのかな。

立ち止り、しばらく音や風を感じる。

歩いていたら、自分の息や鼓動で、自然の聲が聞こえない。

立ち止る事で、まわりが見える。

 

そうなんだ、、自分がわからなくなったら、少し足を止めればいい

そうして、、また、歩き出す。

行くって、決めたんだ。

生きるって決めたんだ。

この道にも、、苔むした仏様

山と道と、、仏様

この空間

ひとり静かに祈る。

ひとりじゃなかった、、緑に自然に囲まれ、

僕に、、いろんな人の気持ちに、、

たくさんの命の中で生きていることを知る。

車道に出た、車もここら辺りまでで行き止まりのようです。

地図を示してくださっています。

、、、(;^ω^)

まだ、3Km??

そうだった???

な~~~~に(*^_^*)

距離じゃない

足を一歩、前に出すだけだ。

へんろみち保存協力会の札も、行先を示してくださっている。

山道と、、静かな空間

自分に向き合い、ただ、、歩く。

行くんだろう?

諦めずに、行くんだろう?

頑張った車さん、、

お疲れ様。。

山の上まで、上がったり、また下りたり、、

生活を支えてくれたんだよね、、

三菱のダイアモンドマークが見えました。

お車さん、、静かに休んでください。

お遍路は、、生きること。

そうそう、、僕は、車に話しかけます。

車だけじゃないけど、、。

変な意味じゃありません、、。

ものを大切にしたい、、って、、いう気持ちです。

遍路の靴も、、修理していただけるので、底のゴムを張り替えて

もらいました。

遍路靴も友達(^^♪

一緒に歩いている、、共に旅をしている。

リュックも、水筒も、、

服も、、共に歩く。

鯖大師様の黄色い札。

向こうに仏様が見えた。

道々にいてくださる仏様。

ほんとは、あらゆるところにいてくださっている。

見えずわからず、、鈍い僕に、わかりやすく示してくださっている。

十一面の観音様でしょうか、、

m(_ _)m

友や、先人、そして自分と共に

お大師様と一緒に

へんろ道を行く。

続く。