そして左の細道へ
へんろみち保存協力会の立札が、導いてくれています。
ありがとうございます。
m(_ _)m
行くぞ~~っ(^^)/
続く。からです。
お遍路って、、自分がどこへ向かうのか試されるという。
自分を見つける旅。
自分は何者で、何がしたいのか、、
まさに、「如実知自心」
人それぞれに、悩みは違い、問題も違い、願いも違う。
一歩一歩、、足を出す度に、より深く自分の心の奥底に近づく。
特別な人ならば、一瞬で辿り着くのだろうが、、
僕は、愚かで鈍くて、、未だに辿り着けない。
雑念多いのかな、、体重のように背負ったものがでっかいのかな、、。
答え、、って、なんだろう。
先人が言う
「人生即遍路」
「生きていくことが、お遍路だ」って。
文字ではわからない、体験が大切なんだ。
山の上から、きれいな水が流れる道。
この道に、数件の家がある。
生活の匂いは、、、、。
あまり、感じられなかった。
電柱がある。
電気が通っていた。いや、通っている。
ボルトに、鯖大師の黄色い札。
下に、色褪せたシール。
導きをありがとうございます。
林の向こう、、上に家が見えた。
石組みが続く、、何か作物を植えていたのだろう。
飛び上がった(>_<)
気の小さい僕。
ヘビじゃありません、、。
木の枝は、時に蛇に見える。
あ~、、、ほんとに、肝っ玉が小さい男だ。
(;^ω^)
大好きな、赤い文字の札
宮崎建樹先生の字体だろうか、、
先生、、先生の案内で、無事に歩けます。
道を探して、案内の札・シール・立札、、
地図に解説書、、
わかりやすく示してくださった。
失われたへんろ道を探し続けてくださった。
先生、、ありがとうございます。
もう、会えないのですね、、
ゆっくり休んでください( ;∀;)
車道でなく、小さな川沿いに遍路の札
振り向くと、林の上に見えていた家は、、崩れていた。
僕は、こっちだ。
神社の辺りがとっても寒かったが、上り始めたら、
雪も減って、歩きやすくなった。
そうそう、、この木
この辺りで、ちょくちょく見た。
変わった木。
みつまた??
小さな蜂の巣のように見える花?実?
いろんな植物や、木々にも出会うな、、
「みつまた」ならば、、和紙を作っていたのだろうか。
ミニミニの滝
緑も生き生き( ◠‿◠ )
水場だったのかな。
立ち止り、しばらく音や風を感じる。
歩いていたら、自分の息や鼓動で、自然の聲が聞こえない。
立ち止る事で、まわりが見える。
そうなんだ、、自分がわからなくなったら、少し足を止めればいい
そうして、、また、歩き出す。
行くって、決めたんだ。
生きるって決めたんだ。
この道にも、、苔むした仏様
山と道と、、仏様
この空間
ひとり静かに祈る。
ひとりじゃなかった、、緑に自然に囲まれ、
僕に、、いろんな人の気持ちに、、
たくさんの命の中で生きていることを知る。
車道に出た、車もここら辺りまでで行き止まりのようです。
地図を示してくださっています。
、、、(;^ω^)
まだ、3Km??
そうだった???
な~~~~に(*^_^*)
距離じゃない
足を一歩、前に出すだけだ。
へんろみち保存協力会の札も、行先を示してくださっている。
山道と、、静かな空間
自分に向き合い、ただ、、歩く。
行くんだろう?
諦めずに、行くんだろう?
頑張った車さん、、
お疲れ様。。
山の上まで、上がったり、また下りたり、、
生活を支えてくれたんだよね、、
三菱のダイアモンドマークが見えました。
お車さん、、静かに休んでください。
お遍路は、、生きること。
そうそう、、僕は、車に話しかけます。
車だけじゃないけど、、。
変な意味じゃありません、、。
ものを大切にしたい、、って、、いう気持ちです。
遍路の靴も、、修理していただけるので、底のゴムを張り替えて
もらいました。
遍路靴も友達(^^♪
一緒に歩いている、、共に旅をしている。
リュックも、水筒も、、
服も、、共に歩く。
鯖大師様の黄色い札。
向こうに仏様が見えた。
道々にいてくださる仏様。
ほんとは、あらゆるところにいてくださっている。
見えずわからず、、鈍い僕に、わかりやすく示してくださっている。
十一面の観音様でしょうか、、
m(_ _)m
友や、先人、そして自分と共に
お大師様と一緒に
へんろ道を行く。
続く。