令和5年 2月7日(6)お大師様の日に | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

道脇に久万新四国47番さん

八坂寺さんだから、阿弥陀如来様と大師様だな

向かいの上も、、久万新四国のお堂でしょう

m(_ _)m

神仏のおわす地域を、歩かせていただくあし

続く。からです。

お大師様は、命懸けで遣唐使船に乗り、恵果阿闍梨より密教を受け

継ぎ、日本に帰って来られ、教えを伝えられました。

承和二年(835年)3月21日寅の刻、62才で御入定されました。

お大師様は、今も高野のお山にいて、祈っておられます。

 

生きるんだ

人はだれでもこの身このままで仏様になることができる。

お大師様はそう言われる。

 

今日は、お大師様の日。

 

お遍路、、、。

大師様の足跡を追って歩く。

衛門三郎様のように

いにしえの、遍路人のように。

何を思って歩くの?

88のお寺が、数珠のようにつながる道。

梅の木

やがて花が咲き、実もできる。

それぞれ、、旬の時期が来る。

こちらの木は、、水滴の花がいっぱい咲いていた

( ◠‿◠ ) 

遍路道標石

従是いわや七十三丁

遍ろ道 菅生村宮之前組、、、と刻まれているとのこと

距離は、おおざっぱに思って、

登り下りの道の様子の把握の方が重要かな、、

あと、、自分の体調。

 

この日、この時、僕の思いや願い、、、

残雪の中、のぼって行く。

、、、気持ちも、のぼって行く。

この日、45番札所岩屋寺に向かって、癒しの宿「八丁坂」に向かう。

16Km位は歩くけど、のぼりくだりだ。

平道なら、1時間4Km.

アップダウンならその半分。

一日20~25Km位に抑えるけど、区切り打ちで、脚もできていない。

ちょっと厳しいかな。

ここは、、県道153号。越ノ峠手前。

雪で出来た、動物の置物、、、みたい(*^_^*)

リス?うさぎ?

立派な道ができていて、歩きやすい。

これも、四国の方のお接待だと思う。

歩けるには、歩ける道があるってこと、、

とっても感謝だ。

何かないかな、、、きょろきょろする、、

道草遍路な僕

だって、、、全て、持って帰りたいんだ。

小さな実が成っていて、何かわからないけど、

それでも写して持って帰りたい。

歩いて来た方を、振り返る。

 

大師様、、、生きながら仏様になるって、、

そうありたいけど、、僕、欲まみれ

人のことを、大切にできていない。

 

誰かのために、役立つ自分になりたい

願う。

 

大師様、、仏様、、神様、、お導きを、、、

低い木が並んでいるなぁ、、

切って、植えて、、山を守っているんだね

お遍路に来た。

また、来たくなる。

何故?

ここに、何かあるから。

 

僕は、、優しい先達さんに出会った。

あの人、、その人、、

あの柔和なお顔。

そうなりたいと、、そんな人になりたいと思った。

、、、また、、覗いている。

後で写真見て、、笑っちゃう。

また、、道を振り返る。

 

生きてきた、、50年も

もうすぐ52才。

旬な時期もあっただろう。

波に乗れなかった。

そんな僕。

僕は、、、何をしたい人?

問い続ける。

続く。