副腎疲労と低血糖症 | ナチュロパスなみのBeyond Naturopathy

副腎疲労と低血糖症

先日、副腎疲労とホルモンバランスのオンラインセミナーの時に話題に出た低血糖。

副腎が疲れている人は、血糖値コントロールがうまくいかなくなっている人が多いので、特に低血糖に悩まされる人が多いと思います。

低血糖症とは、血糖値が下がり過ぎてしまって、めまいが起きたり、思考や判断力が低下したり、うつのような症状が現れたり、イライラしたり、情緒不安定に陥ったり、無気力になったり、脱力感に襲われたり、めまいや疲労感に襲われたりと、様々な症状が起こります。

血糖値の下がり方が大きければ大きいほど、その影響を引きずりやすく、血糖値が上がった後も、数時間くらい嫌な気分や、不安感、脱力感、疲労感を感じることもあります。

お腹がすくと、クラッときたり、イライラしたり、キレやすいなったりする人は、低血糖症の可能性が高いかも?

砂糖を多く含む食べ物や、ブドウ糖への変換が早く血糖値を急激に上げやすい炭水化物食品を、長期間に渡って多量に頻取し続けると、膵臓のインスリン分泌に異常が発生し、低血糖が頻繁に起こることがあります。



海外に普段住んでいる私からすると、日本の食べ物って何でも甘く感じます。

今の日本には、潜在的な低血糖患者数はかなり多いと言われますが、治療や症状に詳しい医師が少ないのが現状だそうです。

低血糖症は、甘いものの食べ過ぎや白いご飯や白い炭水化物の食べ過ぎでもなりやすいのですが、副腎疲労でも低血糖症になります。

海外では、副腎疲労をアドレナルファティーグと言います。

通常、人間の体にはホメオスタシスという”常に一定の状態を保とうとする機能”がありますので、血糖値も下がり過ぎないように、食べてなくても肝臓に貯蔵されているグリコーゲンを分解して、糖に変える事で血糖値を一定に保ってくれるという働きがあります。

長期間食べれなかった場合などに、グルコースを体の中でつくりだすというこの反応を、糖新生といいます。

ストレス対応ホルモンであるコルチゾールは、低血糖時に肝臓での糖新生を促す作用があります。

このコルチゾールの分泌に異常が起こってしまう副腎疲労では、血糖値バランスが取りにくくなり、低血糖症状を起しやすくなる訳ですね。

という説明は、数年前、予防医学セミナーで聞いた宮澤賢史先生のお話を聞いてまとめたものです。

宮澤賢史先生の、副腎疲弊とコルチゾールと低血糖についてのお話が非常に分かりやすくて、『ああ、こうやって説明すれば分かりやすいんだ!』と自分の中でも情報の整理がつきました。

宮澤先生は、豊富なデータを持っていて、同時期に、同一人物に、ら・べるびぃ予防医学研究所とドクターズデータ社の毛髪ミネラル検査を受けてもらってその結果を比べたり、副腎疲弊の抵抗期なのか疲弊期なのかを、唾液中のコルチゾール値の日内変化と毛髪ミネラル検査結果と照らし合わせたり、と独自データを駆使して研究をしている先生です。

エビデンスがあると医師も患者も納得しやすいですし、宮澤先生の症状に対するアプローチはナチュロパシー的なアプローチ。

栄養療法はもちろんですが、ハーブや生活環境の改善アドバイスもされています。
宮澤賢史先生についてはこちらのリンクから☆

天才肌ですが、とってもお茶目な先生です。

すっごい天才的なすっごい先生なのに、勉強会の皆様にぞんざいに扱われている姿が面白い。笑

私も一時期悩んだ低血糖の症状。

一時期はコーヒーを一口飲むだけで1日中不安感に襲われたりしていました。

小池雅美先生の低血糖対策スープの話を聞いてから、自分でも試すようになって、血糖値マネージメントができるようになり、それを数ヶ月続けた結果もあり、今ではコーヒーを飲んで不安感が起こるようなことは全くなくなりました。

午前3時の低血糖

とはいえ、やはり万年副腎疲労体質なので、無理をしないこと、しっかり休むこと、そしてストレスを感じている時は、コーヒー、お酒は避けること、等気を使っています。

実際、バイロンベイに引っ越してきたら、全くといっていいほどお酒を飲まなくなりました。

週に1回か2回。

飲んでもグラスに1杯か2杯のワイン。

低血糖症の症状の栄養療法的マネージメントは、NアセチルLシステインやビタミンB群を摂取するようにしたり、クロムという糖代謝に必要なミネラルを補充したり、たんぱく質を意識的に摂取するようにしたり、食事は低GIを目指し、糖分や白いパンや米、白い穀類はなるべく避け、茶色いもの(玄米ではなくても7分付きのお米にするとか、雑穀を混ぜるとか)を選ぶようにしたり、色々と方法はあります。

白いご飯を食べる時には、たんぱく質と繊維質を一緒に取るようにすると血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。

でも副腎疲労による低血糖症を改善するならば、まずは今感じているストレスから解放されること

リラクゼーションテクニックを取り入れたり、今までしてなかったことを取り入れるのも手です。

思い切って環境を変えるのも一つの手かも。

引越し自体は大変だったけど、バイロンベイに引っ越してきて、私のストレスレベルが一気に下がりました。


(今朝は、時間がない等と言わず、朝サーフィンして来ました!)

比較的簡単に取り入れられる副腎疲労対策は以下です。

①1日に1回30分湯船につかる

②瞑想やヨガを取り入れる

③スマフォでネットサーフィンしている時間を本を読むことに費やす

④公園を散歩したり、海に行ったりする

⑤ビタミンCを飲む


ストレスフルな環境を変えられないとしたら、自分が変わるしかありません。

自分が変われば環境も変わります。

環境が変われば副腎疲労もよくなります。

湯船につかったり、瞑想したり、ヨガをしたり、公園を散歩したりって、そこまでお金も時間も取られません。

何か1つ簡単に出来て、続けられるものをぜひ見つけて下さい。

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