読書やニットのはなし | 白玉猫のねむねむ日記

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平凡な日々のなかで、ふと、胸をかすめていった思いや、感じたこと、旅行記、本や映画のレビュー、時には、詩やエッセイのようなものを、書いています♪

ブログが外の世界に繋がる橋になるといいな☆彡

こんにちはニコニコ


今日は土曜日、

こちらは快晴に恵まれました。


冬の、明るい日差しや青空は、

いいものですね〜照れ音譜






今週は、この本をパラパラと読んでいました。



非常に真面目で、且つ、難しい本なので、

とてもわたしの手に負えず、

わかるところを拾い読みした…

そんな感じです。汗😅




そもそも、この本を読みたいと思ったのは


エコノミストに寄稿されていた

富福満久さんの記事を目にしたことがキッカケでした。








(以下、自分のための備忘録です)

m(_ _)m






🔹レンティア国家

石油など天然資源の輸出に伴う不労所得(レント)が、国家収入の40%以上を占める国家。


  • サウジアラビア
  • クウェート
  • アラブ首長国連邦
  • カタール
  • ベネズエラ  他





🔹資源の呪い


これらの国では、農業や製造業など

国内的生産セクターがなくとも、

輸入によって国家経済が運営される。


そのため、真の意味での

内的発展、産業の発達を期待することが難しい。


実家、天然資源の豊かさと

経済繁栄の間には負の相関関係がある。

このパダラックスを「資源の呪い」という。




🔹たなぼた的果実

一般に、社会では労働によって報酬を得るという経済循環が成立している。

だが、資源が豊富な国では、これらが無視され、報酬は、状況的・偶然的な「たなぼた的果実」となる。

労働と報酬の因果関係が破壊され、

そしてモノの値段も破壊される。



🔹準レンティア国家

天然資源だけでなく、レント収入を得る国


  • パイプラインの使用料
  • スエズ運河の使用料
  • 国際援助
  • 海外送金(出稼ぎ労働者からの送金)
  • 海外からの軍事支援



など、徴税によらない非課税収入が多く、

それらを国家が自由に握り、

その配分を中心に社会が構成されている国


  • エジプト(スエズ運河通行料・1978年イスラエルと国交締結以降、アメリカからの巨額な軍事援助・経済援助)
  • イエメン
  • シリア
  • レバノン
  • チェニジア(トランスメッド・ガス・パイプライン使用料)
  • アルジェリア(伊エニ社)
  • ヨルダン(1994年イスラエルと国交締結以降、米国からの援助)
  • モロッコ(スペインGME)  
  • パレスチナ  他



🔹ピラミッド型ヒエラルキー社会

厄介なことに、
石油など資源輸出で得た収入は
国家の手を経て、
主要な社会階層に配分され、
それが下層社会階層へと
トリクルダウンしていく性格を有している。

サウジアラビアでは所得税、住民税、消費税といった税金はない。
石油収入によって、教育や福利厚生も整備されている。


このような国々では
国家は国民に対して
強権的な徴税収を通じて
公共財の分配を行う分配者ではなく、

常に慈悲深い保護者であり、
ここに政府を頂点とする
ピラミッド型ヒエラルキー社会が形成される。

「課税なきところに代表なし!」となり
市民は政治参加=民主化から遠ざけられる。


🔹若者の絶望

王族や政治家や、
ヒエラルキー社会の頂点に立つ者が
「慈悲深い保護者」とは、
いったん牙を向くと
「恐ろしい独裁者」でもあるということ

驚きネガティブ汗 
※注意:茶文字は白玉猫の付け足し



欧米諸国と手を組み
都合が悪くなれば、自国民に銃口を向ける政府。

世俗世界に幻滅する者が
心の拠り所を現世ではなく、
来世、つまりイスラームに
救いを求めても不思議はない。

こうして現世に失望した若者は
イスラーム同胞団など扶助組織に助けられて、原理的イスラームに帰依していく。




以上


350ページに及ぶ力作なのに、
わたしが読めたのは、たった6ページあせる
「第5章 壊れゆく欧州① 戦争と難民の時代」の一部だけです。

アヒャ汗おーっ!
ちょっと情けないッスダウン







でも、これで、察しました


なんというか・・・泣


これも、人類の持つ特性の一面なんでしょうが、やはり、やりきれない気がします。


水面下で凄い大金が動き札束札束

今も、動いているんでしょうね札束


お金の流れだけが、

歴史を回すとは思わないけれど、


お金の流れから

歴史や今を見ることができたら

世界はどんなふうに見えるんだろう?







あなたもスタンプをGETしよう



この春は、淡い暖色系のセーターが
男性向けに流行るのかな?

ドラマの中で見かけました。

パステルカラーのニットは
老若男女、誰が着ても
春らしくていいと思いますコスモス