杉本康紀です
なんか前にも書いたような気もしますが、改めて気づいたことをシェアします
シェルハブメソッド指導者養成講座で、〇〇しすぎなお子さんに対するアプローチの一つとして
「〇〇しているのを手伝ってあげる」というのが斬新な視点だと改めて思いました。
例えば
思いっきり力こぶを作って緊張が抜けない人に対して
「伸びろ〜!」って引っ張っても綱引きになる可能性があります
逆に筋肉を痛めるかもしれません
ですが、力こぶの筋肉が緩む方向に持って行ってあげると
その筋肉はやることがなくなって休んでくれます
もちろんケースバイケースですが
関節がその方向に行きたがっている場合
刺激が十分になると、反対方向へも抵抗なく動いてくれるようになります
手技療法には
「ポジショナルリリースセラピー」といって筋肉の長さが短くなり緊張が減る位置で数十秒保持することで筋肉のトーンを再学習させるテクニックがあります。
また、プリップシステムといって関節がこれ以上いかないというところで、進行方向や反対方向へ軽く等尺性の抵抗運動をしてもらうことで主働筋(力こぶ)と拮抗筋(二の腕の肘を伸ばす筋)のバランスが良くなり可動域がますというテクニックもあります。(αγ連関 相反支配が影響していると考えられます)
ストレインカウンターストレイン
操体法
なんかも共通するものがあるかもしれません
こうやって理論的根拠を探すと味気なくなっちゃいますが
実際受けた時の感想は「受け入れられている」感じがしてホッとしました
もちろんそのあと逆の動きもスムーズになりました
自分は肋骨の付いている背骨のひとつ(肩甲骨の間あたり)が反るのが得意で丸まるのが不慣れなんですが
丸めよう丸めようとしても、その時は良くても長続きしないなあと思っていました。
今思うと無理強いをしていたんだなと思います。
北風と太陽
教えダメなら引いてみろ
じゃないですが、体のやりたいことを尊重してあげるということも大事だなと思います。
理由があってそうしているはずですから
漫画のワンシーンを思い出しました
ジョジョの奇妙な冒険4巻より
カイロプラクティックをバックボーンとして姿勢・動きの改善のお手伝いをしています
シェルハブメソッドの親子レッスンも行っております