こどもごころを思い出す:自発的な好奇心ですくすく育つ | 大阪 全国【赤ちゃんのようなしなやかな心身を取り戻そう】(旧 和のウォーキング整体)

大阪 全国【赤ちゃんのようなしなやかな心身を取り戻そう】(旧 和のウォーキング整体)

正しさではなく、ご自身にあった「ちょうどよさ」を探る
「違いの分かる」脳・神経を発達させてみませんか?
赤ちゃんの運動発達をたどる「体の声を聴く」動きのレッスン。

慢性の心身の不調・自律神経の悩み・発達の凸凹やグレーゾーン・動きの質を向上

杉本康紀です

 

画像はこちらより転載

 

 

シェルハブメソッドの指導者講習説明会に行ってきました(zoomですが)

 

もともと赤ちゃんの発達をたどる大人のクラスに現在も通っていて(2周目)

 

自分の探求は続いているのですが、

「赤ちゃんを見て、変わっていくのを見て、赤ちゃんと関わると、もっと深く理解できるよ」

とオススメしてもらって説明会に参加しました。

 

 

前々回、体の使い方の要点の記事を書いておいてなんですが

大人になると「問題解決」→「正解を求める」(最短・省エネ・効率よく)

という思考回路になりがちです。

 

もちろん困っていることがあるから、取り組むので、気持ちはわかります。

 

 

 

ですが、そのパターンが落とし穴になっている

というより、そのパターンが原因となっているんじゃないかなという方がおられます。

 

 

人には快適を求めるという本能と

不快を避ける本能があります。

 

 

同じ、体の悩みがあっても

それを避けようとするのと

快適に過ごそうとするのでは

まったく、結果が違います。

 

 

良い例えかわかりませんが

「ピンクの象を想像しないでください」と

言われると、一回想像してから、そのイメージを消すという矛盾が生まれるそうです。

痛みとか悩みに関しても同様で、

何をやっていても「問題が解決するかどうか?」に注目し続けている状態というのは

とても、逆効果になります。

 

 

神経科学には「use it,or lose it」という有名な格言(原則)があります。

「使わなければ失われる」

歩かないと歩けなくなりますし

脳に刺激がなくなれば認知症が近づくでしょう

 

そして痛みがあるかないかに注目し続ければ

痛みを感じるのが上手になってしまいます。

(逆効果ですよね?)

 

 

 

ですので、問題は解決したいんだけれど

いったん脇に置いておいて

快適さを探求することに集中したほうが

理にかなってます

(痛みだけに注目することをやめれば、その神経回路は失われていきます)

(快適な過ごし方を見つけ、洗練させていくのが上手になります)

 

 

赤ちゃんというのは

何も知らない、何もできない

ところから教わることなく

吸収してどんどんと学んでいきます

 

 

画像はこちらより

 

 

学びの原動力は「未知への好奇心」です。

大人になると、未知やわからない状態への耐性がすごく下がるように思います。

(問題を抱えている人は尚更ですね)

 

 

脳や生き物は基本省エネを好みます。

(現代のように好きなだけ食べられる時代は歴史上少ないので)

ですので、分からない・考え続ける作業を嫌うわけです。

 

 

 

その一方、遊ぶことは皆さん大好きですよね?

子供はよく遊んで、よく食べて、よく寝る。

(省エネとは正反対な感じですね)

 

 

遊びの中で自然に学んで(発達・育つ・上達・成長)いきます。

ですが、成長したいと思って遊ぶ子はいませんよね。

 

そこがとても大事なポイントだと思います。

 

 

 

 

マインドフルネスという、気付きとか注意のコントロール的なメソッド?があります。

その中で、いろいろな効果があるのですが

大事なことの一つに

「やる前は効果を求めてもいいけど、マインドフルネスを実践しているときは効果効能のことは忘れてください」

というような表現があります。

 

 

 

これも似たような意味です。

いわゆる結果に注意が向いているときというのは

現在のプロセス

「やっていること・感じていること」から注意が外れている状態です。

そうすると気づきがないんですね。

テレビを見ながら食事をしても、味がしっかり味わえない。そんな感じです。

 

関連記事 マインドフルネス

 

 

どうしてもセッションに来られる方は

問題を抱えてなんとかしたいので

注意の方向が逸れることが多いですし、

私もよかれと思って、あれこれ提案・指摘をしてしまうのですが

そこが実は落とし穴やブレーキになることがあるので

相手のニーズを尊重しながらも

より健康的で自由な提案ができればと思っています。

 

 

 

ちょっと話の流れがとっちらかりましたが

上記の大切なことは

赤ちゃんには伝える必要がなさそうだなと説明会を受けて思いました。

 

 

ですので、大人の方も子供ごころを取り戻すことが近道というか

ブレークスルー・パラダイムシフトになるのではと思います。

(近道というワードセンス自体、私もまだまだ大人よりですね汗)

 

 

余談ですが この記事を書いていて「人生を変える幸せの腰痛学校」という本を思い出しました。

「痛みをなくそうとしないでください」というような表現がどこかにあったと思います。

興味のある方は読んでみてください。

 

 

 

どこかの誰かの言葉

「習慣(パターン)をつくることは初め私達を助けるが、それが私達を縛ることにもなる」

 

 

 

こちらにセッションの様子をインタビュー漫画の形で載せています

 

 

 

 

追記:シェルハブメソッドの国際認定指導者 養成講座の課題への協力してくれる親子さんを募っています。

 

 

 

まずお母さんに、ぽんぽんむぎゅう®︎を体感してもらえたらと思います。

※お母さん以外でも体験レッスン(1000円)募集中です。

※オンラインでも可能です。