昔やっていた、知ってるつもりって番組、覚えていますか?
トークセン仲間の鳴川先生のブログを見て連想しました。
要旨はこちら
エビングハウスの忘却曲線
学習したことを忘れる割合は
- 20分後には42%
- 60分後には56%
- 24時間後には74%
- 1習慣後には77%
- 1ヶ月後には79%
身体で覚えたことは忘れないと言われますが、この記憶は手続き記憶と呼ばれます。
自転車や自動車、泳ぎ方などがあたります。
1回習った、というのはエピソード記憶に入り、
繰り返しの復習で、これこれこういうことを習ったという意味記憶やプライミング記憶に定着化して、最後に無意識に考えなくてもできるようになります。
http://applegrove-house.com/newsletter17-nl.htm
学習の5段階と言うのがあるそうです。
自分や誰かに教えるつもりで、学習すると効率はよさそうです。
また、5感を総動員したり(書きながら・聞きながら・しゃべりながら)
※運動の場合、やっている時は、身体感覚に注意した方がいいかも。考えるのは、やってから。
参照 コドモとココロ
http://kodokoko.com/2017/03/31/learningmethodoflearning/
人が新しい習慣を手に入れるには平均66日かかるそうです。
簡単なことなら約3週間、難しい課題は3ヶ月でもできなかったりします。
論文では18〜254日とあります。
プライミング効果で有名な文章があります。
上の文章、よくよく見るとめちゃくちゃなんですが、読めてしまいます。
プライミング効果
プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。 プライミング効果は潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効果)や意味レベル(意味的プライミング効果)で起こる。
参照 脳科学事典 http://urx2.nu/Ea05
良くも悪くも、過去の経験(刺激)で、受け取り方(情報処理)が影響をうけるということです。
よくあるのが、ちょっとかじった人の方が上達が遅いなんてことがあります。
「これって、こういうことでしょ?知ってる」というあれです。
あるいは、内股の人を真っすぐにさせると、がに股に感じたり
猫背だとおもって、反り返っている人を普通に戻すと、もっと猫背に感じたり
また慢性痛の方も、痛みに関して「また、いつも、ずっと」という強化をしてしまいがちです。
1度癖づいたものを変えるのは、まっさらなところから学習するより手間がかかります。
- 無意識を意識化して、
- 修正して、
- また無意識に落とし込む
作業になります。
僕もやっているつもり、できているつもりでも、動画を取ってみるとできてないことが多いです。
自身を客観的に観察する為にマインドフルネスやジャーナリングは有効です。
まとめ
- 何かを習う時は、覚える、教えられるようになるつもりで行なうと良さそうです。
- 習ったらすぐやる、繰り返しやる。
- 定期的に自分を客観的にチェックする(先人にみてもらう、自分を記録する)
ことが大事だと思います。
ということで、定期クラス、連続講座を視野にいれて体験を受けに来てください♪
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