失業した知的職業人に５日連続で毎日２０分ずつ、自分の気持ちについて書いてもらった
→八ヶ月後、６８・４％が就職（しなかった群は２７・３％）
S.P.Spera,E.D.Buhrfeind,and J.W.Pennebaker,"Expressive Writing and Coping with Job Loss,"Academy of Management Journal37(1994):722-733
テキサス大学の心理学社ジェイムス・ペネベイカー
自分にとって一番意味のある個人的経験について、何日か連続で毎日１５分間書いた学生は、体調と血行が良くなり、学業成績が上がった。
ミズーリ大学の研究では、大学生４９人に、情動的に重大だと思ったことについて２日連続で２分間書いてもらった。→生理的健康状態の標準計測で成績が上がった。
"Know Thyself,"Very Short List(March 2.2009)
【ワーク】
毎日１枚か２枚、ランダムに題材を書いた紙をとりだして書く
・今、感じているのは…
・今、意識しているのは…
・私にやる気を起こさせるのは…
・私にインスピレーションを与えてくれたのは…
・きょう、やってみたいのは…
・私の心を傷つけるのは…
・こうだったらいいなと思っているのは…
・他の人は…
・愛とは…
【自己査定のためのジャーナリング】
・導入
ジャーナリングを始める前に、心の準備をしておきましょう。難しい状況にポジティブに対応し、結果にとても満足できた例をひとつ、あるいはいくつか思いだし、それについて２分間考えてください。よくやったと感じたでしょう。いくつかの例を考えているのなら、結びつきやパターンが何か見えてこないか考えてみてください。次に、少し時間をとって、心をリラックスさせます。
（ここで３０秒、間を置く）
・ジャーナル
きっかけとなる話題（１項目あたり２分）
☆私を愉快にしてくれるのは…
☆私の長所は…
・導入
今度は、難しい状況にネガティブに対応し、結果にとても不満足だった例をひとつ、あるいはいくつか思いだし、それについて２分間考えてください。しくじったとかんじたでしょう・そして、やり直せたらいいのにと願っているでしょう。いくつかの例を考えているのなら、結びつきやパターンが何か見えてこないか考えてみてください。
次に、少し間をとって心をリラックスさせます。
（ここで３０秒、間を置く）
・ジャーナル
きっかけとなる話題（１項目あたり２分）
▲私をいら立たせるのは…
▲私の短所は…
しばらく時間をかけて、自分に向けて書いたことを読んでみましょう。
自分のやっていること、（意識的・無意識的かかわらず）を可視化することで、再認識が生まれます。
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【SIYで得られること】
・意識的に心を鎮める方法
・集中力と創造性の向上
・自分の心や情動のプロセスを明瞭に知覚できる
・自信が心の中に自然に湧き起こる
・自分の理想の未来を見いだしたり、成功に必要な楽観と回復力（レジリエンス）を育む
・共感（思いやり）の力を意識的に高める
・社会的な技能（人と上手くやっていくスキル）
・他人に愛してもらいやすくできる
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