今村意仁の 『飛び立つ時は向かい風』 ブログ -4ページ目

大人って?

2012年「全国秋期大会」「全日本理美容選手権大会」が、

大盛況で終えた!

皆さんの結集力で、過去最高の動員数878名の参加!

皆さんの気持ちが嬉しかった!有り難う!

理事長発言の時も話したが、

子供の時は誰でも『思ったことを話す!思うように行動する!』

でも大人になるにつれて、『認める!合わせる!』振りを

する場合が多い!

何故か??教育?体験?自己防衛?


それを「大人の世界」と何度も言われたことがある!

俺には理解出来なかった!

何でやねん!アホちゃうか?と思春期の時に感じていた!


その後も気持ちは変わらず!

自分の気持ちは、真っ直ぐ表現した。

だから、摩擦や問題が起きた!

苦しかった!悲しかった!辛かった!

SPCに入ってもそれは改善されなかった!

でも、50歳を超えて気が付いた!

俺は、自分を真っすぐにしか表現できないことが、

良かったと思えるようになれた。



人間は、言ってる事・行ってる事・思ってる事がある!

子供の時はこの3つが揃っている!

しかし、大人になるとバラバラになる!

言動を変えて交わす(かわす)んじゃない!

思っている事を高める!魂を鍛える!それが人間力!

そして、人間形成なり!組織活動の目的なり!

子供のまま思ったことを口にする!真っ直ぐに行動する!

でも大丈夫!思ってることが高まって行けば!


やろうぜ!自分らしく!



駄目だと思ったり・まだやれると思ったり

日本を代表する俳優である、大滝秀治氏(87歳)が、

10月2日に肺癌で他界された。

亡くなられて初めて、聴力がほとんど無かったことが、

明らかになった。


小学校5年生で右耳の聴力を失い!

29歳の時、肺の手術の際に左耳も難聴になったと言う。

37歳では、極度の腰痛となり50年間コルセットを手放す

ことが出来なかった。

ハンデは他にもあった。それは声だった。

かすれた独特の声を演出家に

「お前の声は壊れたハーモニカのようだ!

役者には向いていない!」

と言われたらしい。


しかし諦めることなく、役者を続け、

セリフのないエキストラのような仕事がキッカケとなり、

花は開き始める。

そして、名脇役として数々の賞を手にすることになる。



「ここに残された言葉を少し紹介する。」


①「継続は力なり!役者を続けることが、唯一の才能だ。」

②「僕にとって、ひとつの仕事はいつもひとつの事件です。」

③「駄目だと思ったり・まだやれると思ったり」

④「若い人に伝えられることは、僕が役者として

キリキリ舞し、苦しんでいる姿を見せることだけです。」



今自分は、各本部に26代のスローガン・基本方針を!

自分なりのSPCの素晴らしさを伝えに伺っている。


そこで俺が願うことは、

『若い人たちが、自分の個性を殺さず、

途中で諦めることなく、伸び伸びとSPCで活動してほしい』

ということ!


なぜなら、正に続けることが才能だから。

 
ひとつの仕事(役職)が、ひとつの事件(問題)です。

本気だから事件(問題)になる!だから学びになる!

「もっともっと問題を起こせ!」と俺は願う!


組織活動していると!たった2年の任期でも駄目だ!

まだやれる!と心は揺れる。


最後にゴールした瞬間の自分の気持ちに『答え』はある。

だから、これからが本番!

私達が若い人たちに本気で、活動している姿!

もがき苦しんでいる様!を見せなければ!と強く思う。

自分の心の中にのみ答えはある。

自分から逃げず自分と戦うことにSPCの学びはある!


どうだろう?

文化

ブーブー!ビービー!チャリンチャリン!

夜明けと共に車やバイクや自転車が、

我先にとクラクションを鳴らす。

ここは、ネパール!

標高8,000m級の山を8峰有するなど自然豊かな国。

しかし未だにアジア最貧国の一つでもある。

一人当たりの所得は490ドルしかない。

1996年から10年に及ぶ内戦があった。

そして依然、政治・社会的に不安定であり、

産業が育たず道路・電力・水道などのインフラ整備

レベルが低いことが、経済成長の妨げ になっている。


今回の視察については、本音は行きたくなかった!

何故か?

悲惨な生活環境や人々を見ることで、

自分が傷つきたくなかった!

しかしそれは現実となった。


道はほとんど地道で、バラックのような家や

土で出来てる家もある。

家の中には何もない!

牛・水牛・ヤギ・ 豚・鶏は放し飼いで、野良もいる!

子供は13歳で結婚して14歳で子供を産む!

子供が子供を産み人口は増えるばかり!

裸足の子もいる!服を着ていない子も!

しかし、子供は、明るく元気だ!

どこまでも着いてくる!


念仏を唱える子もいる。

何かもらえることを期待しているのだろう!

バスで移動していても、停まると必ず、

村の人々と目が合う!

大人に笑顔はない!ジーと見ている!


「彼らは日本人をどのように感じているのか?」と

「この国は豊かになるのだろうか?」とも思えた!



敗戦後、日本は急激な復興を遂げて、

経済大国となるが、現在は、翳りを見せている。

豊かさを追求したことで、日本が失ったこと!

置忘れたことも多々あるのだと

この度の視察で感じ取れた。



日本が置き忘れたもの!

それは、「人に対する興味!」

そして、「村社会」から学べる向上心、

「ハングリー」な情熱、「諦めない心」だと感じた!


しかし、SPCには、

この日本人の本来の血が脈々と流れている!



世界の国々が、様々な形でこの国を支援している。

SPCも10年前から世界平和活動・地球環境保全を

キーワードに寺小屋・井戸・指導者育成に援助している。


例え非力でもSPCらしく!

純粋に黙々と継続して行きたいものだ。