3月20日
春分(しゅんぶん)
二十四節気のことば
日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧より)
朝夜の時間がほぼ等しくなりはじめます。
神さまに通じることとされる二十四節気、節句
古代私たち祖先は生活の一部になっていました
彼岸入りした17日から
3月20日は、彼岸の中日
そして23日に彼岸明けます。
今年は、雪になりました
春の雪
ふっくらとした雪が引き立つ
弥生3月に降る雪は
清い香しさ、無の匂いが心地いい
お彼岸さんの期間は、静なる時間
活発にしたり、動は避けたほうがいい時
それぞれのご先祖へお墓参りや感謝の時で
静かな心、落ち着いた気持ちへと誘います。
御心のためにも
きっと、気持ちがすーっと 静となり
豊かなる時空なのでしょう。
そんな心地になれるようにと、
自然の流れもそのような空間に仕上がり
春の光、ワクワクするような花の匂いはじまり
お月さんの位置や澄んだ空気と夜空
太陽の温度 雪解けの水の音、山の匂い・・鳥の声
雪降れば浄化となり
芽吹き動く春の雪の土の下では出口で待機しています
きっと
自然の恵みと流れには、逆らわないほうがいい
輝きも暗き事も荒々しい事も、平穏な時間も・・・
背くことなく受け入れ、創意工夫をし衣食住を快適かつ
機能的、合理的に組み立ててくださった
私たち祖先の知恵
それはそれは、三方よしではありませんが
すべてに美しい
景色も音色も雰囲気も
人も生物も汚すこととしない美しさ
清らかな香しさのように
神聖なるこの地ならではの自然(神)と一体であること
教えを唱えつづけてきた
香の衛生的価値にも通じているようです
・正気をたすけ
・邪をはらひ
・悪臭をけし
・けがれを去り
・神明に通ず
静かに坐して香を黙坐するは心を養ふ。
これは古書の本でみつけました
身も心も躍動元気にするための
静という時間です
春分のことば
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