TODAY'S
 
強欲な人達の支配欲に終わりがない話

 
こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日、例の先生がまた発言されていました。


これまた刺激的なタイトルの記事になります。

詳細は原文を読んで頂くとして、記事の要点としてはタイトルの通り

・移民を受け入れ、権利も尊重すべき

・日本人社員をレイオフできる制度にすべき


となるわけですが、まず1つ目の移民については、

もう既に日本は移民国家であることは、ブログ記事でも裏記事でも散々取り上げてきたとおりです。

 

すでに日本は世界第4位の移民大国だとすると、何を今さらですよね。

これも印象操作の類なのでしょうか。

例えば、既に移民が進んでいるのに「移民が進まない時代遅れな国だから改革が必要だ!」みたいな(郵政民営化の時のノリ)。


次に日本人社員をレイオフできる制度について。

レイオフというのはアメリカが有名ですが、企業が業績悪化した時に、社員を一時的に解雇できる制度のこと。

一時的な解雇なので、業績が戻ればまた再雇用できる仕組みになっており、企業を立て直す為の救済制度なのですね。

この制度自体は良い面も悪い面もあるので、一概に判断できませんが、少なくとも経済全体で見た場合には、良い効果があると私も思います。

というのも、日本の場合は業績が悪化したところで思い切った解雇ができない社会なので、

どうしても大量解雇がしたい場合は、外国人経営者を迎えいれるみたいな体裁が必要だったりしますよね。

その為多くの企業では、例え業績の良い時期が続いても、悪い時期を見越して貯蓄してしまう流れが出来上がっているように思うのです。

つまり、最近何かと話題になる内部留保の傾向に直結しているわけですね。

レイオフできる制度があれば、業績が良い時には前向きにどんどん社員に給与を渡すことができるし、設備投資なんかにもお金を回しやすくなり、

業績が悪くなればレイオフ等で皆総出で協力しあって立て直すことができるので、お金の循環が良くなり、経済がより健全化することが期待されます。

仰る通りなのです。


ですが・・・


この先生は随分昔に日本の解雇できない雇用制度の問題を指摘しており、

日本から正社員をなくせばいい」とテレビで主張して、更には実現に向けて尽力してきた人ですよね。

蓋を開けてみれば自身は大手人材派遣グループの実質トップまでのぼりつめ、マッチポンプの典型的な出来事だったという印象を私は持っています。

当の本人は、自身が派遣を推し進めたことを否定しており、厚労省がやったことだと言われておりますが、私の目にはそうは映りませんでした。
 
一丸となり推し進めた、という方が現実的な気がします。
 
私も介護施設を経営していた頃に派遣を使わせてもらっていましたが、その問題点は以前にも触れましたね。
間の派遣会社に吸い上げられるので、利用する側は高くなり、働く側は安くなる。

直接雇用するのにも莫大なマージンを支払う必要があり、

更には転職すればボーナスを支給するなどといって人員の流動を促し、

とにかくやっていることが滅茶苦茶というか、派遣会社は医療介護業界の人手不足の元凶のような存在に感じていました。


話を戻しますが、、散々この国の雇用制度を壊しておいて、今更レイオフって。

解雇できないことが社会的な問題だから、正社員を無くせばいい

という理論で派遣化をここまで推し進めたあげくにこの発言は、ちょっと筋が通らないように感じてしまいます。

それに加え、冒頭の移民政策を加えると、

1)正規雇用を無くし派遣化
→いつでも契約解除できる手軽さを生む代わりに、雇う側は人件費の高騰と働く側は給与の低下をもたらす

2)レイオフ制度の導入
→ここで正規雇用のレイオフを加えたら、もはや企業と働く人とのパワーバランスが壊れてしまい、労力が買い叩かれる構造になってしまう懸念

3)移民政策
→ここに冒頭の外国人材が入ってきた場合には、いくら円安といっても、日本以上に自国通貨が暴落している国というのは五万とありまして

少ない給与でも、それが日本円建てなら、自国に仕送りすれば十分家族が養えるなんて背景があることを考えると、

日本人「そんな給与では働けません」

経営陣「外国人なら文句言わず喜んで働くけどな」

みたいな構図になってしまえば、結果的に仕事を奪われることに繋がる懸念

このように、更に日本が駄目になる道筋が見えなくもないです。

そして注意が必要なのが、こういう事は段々と進行していくものなので、急激な変化がなく、

肯定派「ほら大丈夫だっただろ

否定派「ほら駄目だっただろ

などと、最初の方は両者を肯定する結果?両者にとって都合の良い数字?が見て取れるので、ハッキリした時には手遅れになりがちです。

日本経済の低迷しかり、コロナワクチンしかり。

そもそもですが、私には結果がそこまで伴っていないように思えるのです。

こちらの先生が1998年小渕政権から政治に干渉し始めて以来、日本全体が良くなった事があったかと言えば・・・的な話です(実力とか企業経営の話は別ですよ)。
 
それは私だけではなく多くの国民の目にそのように映っているから、ネットでは売国奴などと言われてしまうわけで、

それでも尚持論を推し進めようとするこの願望の強さというか、目的意識の強さというか。

勘ぐってしまう人の気持ちもよくわかります。
 
また、ここまで多くの疑惑が有るにもかかわらず、全てをかわして、
 
こうしてこの年齢になってもなお発言力を持ち続けるのは、一般人にはまずできませんからね。
 
この先生がアメリカや日本の根幹と太いコネクションがあるのか、実力なのかは分からないので置いておくとして、
 
そろそろ高齢重鎮の方々は引退して、才能あふれる現役世代に任せてみてはいかがでしょうか。

最も雇用を奪っているのは、企業や政界などで幅を利かしている高齢重鎮さん達な気がしないでもないです。

戦前の人が今の世界を見たら、腰を抜かしますよきっと。

少子高齢化社会で高齢者の活躍が期待されているなどと言いますが、

本来一番期待されなければいけないのはいつの時代も現役世代ですからね。

今の高齢重鎮さん達は、引き際を見誤っていると言いますか。

若者のサポートに徹することもまた、目立たなくても大切な役目と言いますか。
 
それがどうしても出来ないとなると、
 
・本当に裏がある(日本を良くしようとしてるわけではない等)
 
・異常な執着がある病気の状態でケアが必要
 
の2つに1つなのかもしれません。
 
全て私の主観ではありますが、今日はそんなことを思わされたのでした。
 
 

おわり

 

 

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