TODAY'S
 
借りてきた猫のような看護師さんが面白かった

 

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

気付けばもうGWですね、皆様はどうお過ごしでしょうか?

私は中日の平日が仕事なので、木曜から休みに入る感じです。

とは言っても色々やることがありまして、今年のGWは慌ただしく終わってしまう予感・・・。


さて、前回投稿したブログ記事

不思議なものですが、基本的にどこに行っても嫌な扱いをうける仕事なのです(←ちなみにその理由について昨日発見があったのでいつか記事にするかも)。 

と言いましたが、今日はさっそくその事を書いてみようと思います。

これはつい先日の出来事なのですが、A病院からB病院に転院搬送をすることになりまして、

あまり状態の良い方ではなかったので、A病院の看護師さんが添乗していく流れだったのですね。

A病院には時々行くことがあるのですが、A病院の看護師さんと関わることなどそう多くはありませんので少し緊張です。

ひとまずA病院の病棟までストレッチャーと酸素を持ってお迎えに上がるのですが、

ナースステーションから割と横柄なおばさん看護師が出て来て、

中には入れません、機材をお預かりするのでそこでお待ちください

というのですね。

私を上まで来させておいて、というのは良くあることではあるのですが、

今回の患者さんは酸素が場合によっては8リットル必要な方ですから、何かあった場合には命とりです。

私も一事業者として責任ある行動をしたかったので、今回はハッキリこう言いました。

酸素等もあるのでトランスから一緒にして状態を確認させて頂く必要があります

トランスに必要な情報が詰まっているからです。

私の言葉を聞き、横柄な看護師さんは再び中に戻っていき、大きな声で「介護タクシーさんがこう言ってるけど」みたいな感じで看護師長に確認している様子。

すぐOKが出て私は中に入ります。

案の定注意点や引継ぎが多く、あのまま任せていたら正直怖かったので良かったです。

そして酸素の説明をしたかったので

今回こちらの看護師さんが添乗していくと聞いているのですがどちらの方ですか?

と伺ったところ、なんと今までやり取りしていた横柄な看護師さんだったのですよ。

(今後はこの人をA看護師と呼びます)

とりあえずA看護師に酸素の残り時間と予備酸素の場所やら交換時の目安なんかを説明するのですが、

やっぱりこう鼻につくというか、態度が横柄なのですよ。

私の仕事なのに自分が前に出て、色々指示したがったりと、主導権を握りたがって、中々やりづらい感じです。

これから向かうB病院というのはこの辺りでは大きな総合病院なのですが、私の中でトラブルが多い病院の1つだから更に少し気が重い。
 

なんとか無事にB病院に到着して扉をあけてA看護師を降ろすのですが、
 
A看護師さん、まるで借りてきた猫のようにおとなしくなってしまったのです・・・

あの豹変ぶりには驚きました。

話し方も丸くなって、いちいち私に指示を仰ぎます。

辺りをキョロキョロ、周りにヘコヘコ、目をまん丸にして端を歩く

なんか可愛く見えるくらい。

何もかも分からない様子だし、B病院からは「何この人?」みたいな割と冷たい目も向けられています。

受付の人がA看護師に色々説明をしてあげるのですが、ここのB病院は受入が早いけど仕組みが分かりづらい点も多く、A看護師は中々理解できません。

私は何度も来ているので、あまり出しゃばり過ぎないように配慮しつつ「そしたら私が案内しますよ」と言うと、

受付の人も説明の手間が省けるからラッキーという感じで「介護タクシーさんが全てご存知なので案内してもらってください」という流れに。

結局そこからは、やっと私に主導権が戻って来たので、そのままB病院の病室までご案内するわけですが、

傍から見てB病院の看護師さんからのA看護師に対する当たりが強いというか、あまり扱いが良くないです。

構図が完全に上下関係というか、A看護師はずっとペコペコしている感じ。
 
なるほどなーって。


さて、私はA看護師をA病院まで送り届けるところまでが仕事なので、2人で車に戻るのですが、ここはB病院です、そう円満に終わらせてくれなどしません。

何故か私の車の所にB病院側の見るかに暇そうな年配看護師います。

そして何故か、ぼろ糞に文句を言われます。

本来私に言われるはずの文句なのですが、何故かA看護師は「すみません、すみません」と自分に言われていると勘違いしてペコペコ。

可愛いです。

これなんの文句かと言うと、車を止める場所のこと。

長く停めすぎだとか何とかいってますが、これはB病院が決めた所定の位置であり、一切他の邪魔にもなっていません。

また、この場所を決めるのも何度もトラブルがあり、散々打合せをした結果ですから、そうした背景を知らない勘違い看護師なのですよ。

もしかしたら、施設の人が通院の患者を連れてきたと勘違いしているのかもしれませんが。

まぁ言っても無駄ですが、文句を言われる筋合いもないのです。

とりあえずA看護師が平謝りしてくれたので無事収まり、A病院で降ろして終わったのですが、

最後は笑顔で「本当にどうもありがとうございました。」と言って去って行かれました。
 
往路とはまるで別人です。
 

で、これは何の話かといいますと。

要するに、看護師だろうと医師だろうと、外に行くとひどい扱いをうけることがあるのですよ。

病院はかなり上下関係みたいなのがあるのでしょうね、小さい病院から大きな病院に行けば、

同じ医療従事者同士でも優劣がつくとでも言いましょうか。

だからこそ、自分のテリトリーでは横柄に振舞う人が出てきてしまうのだろうと思います。

横柄な人がまるで別人のように変わった様子を見て、私はそう思えたのでした。

つまり、私の仕事は常に誰かのテリトリーにお邪魔する仕事で、常に部外者なわけです。

だからどこに行っても、こういう横柄な人の的になりやすいのだなと。
 
(常に、今回のA看護師状態ということ)
 

一応誤解のないように言うと、どこの病院もいい人が多いのですよ。

B病院だって中の看護師さん方は若くていい人ばかりです。

でも医療介護業界の方や、その業界と関りがある方なら分かってもらえると思いますが、

一部でやべぇのがいるのですよ。
 
割合的には7:3のところもあれば6:4くらいのところもあるかも。

丁か半か、みたいな5:5の割合でも、丁が7連続出ることもあるわけで、

悪い人ばかりに当たってしまうこともしばしば起こり得るのです。

そういう日は「登場人物皆ヤバかった;」となるのですよね。

皆色々大変なのだなと思えたので、私ももう少し優しくなれる気がしたのと、
 
その大変さや辛さを知っているのだったら、
 
横柄になるのはもったいないって思うのでした。

 

 

おわり

 

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