TODAY'S
 
紅麹の健康被害は嘘だった?蜂蜜から学ぶ誤った健康志向

 


こんにちは!生チョコぽん酢です。

関東では数日前から桜が奇麗に咲いています!

今日から入学式ですよね?

この時期にピタリとお日柄も良く桜が満開って相当ラッキーですよー、思わず「おめでとうw」と言いたくなります。

若い子らには明るい人生を歩んでほしいですね。


さて今日は今話題の紅麹について、びっくり仰天のニュースを紹介しようかと。


なんと政府が調査の結果「紅麹成分が健康に影響を及ぼすという報告はなかった」と公式に発表しました。

厚生労働省も同日「小林製薬の紅麹原料を入手した173社から健康被害などの報告はなかった」ことを発表したそうな。

え・・・

私のブログではこの件について、なんとなく気が進まなくて1度も触れてきませんでしたので、まずはどういう事件なのか概要を書いてみます。

小林製薬さんが販売する紅麹を使ったサプリメント(主に血圧を下げる効果を謳った物)を服用した人から、腎疾患等が発生したとの報告があり自主回収に踏み切ったとのこと。

紅麹とは何なのか小林製薬さんのホームページを覗いてみると、麹菌にはたくさんの種類があるようで、日本で一般的に使われてきたのが黄麹。

一方、中国では紅麹が薬膳の材料として2000年以上前から使われていたようです。

 

一部の紹興酒の原料にもなっているみたい。

それが、どうやら今になって健康被害が出たとかでないとか。

健康被害の詳細についてはNHKが分かりやすいです。

以下抜粋します。
日本腎臓学会が会員の医師にアンケート調査


日本腎臓学会は小林製薬の3種類の製品を摂取したあとに腎臓の機能に障害が出た患者がいないか、会員の医師を対象にアンケート調査を行っていて、中間報告を公表しました。

それによりますと、これまでに腎臓の機能に障害が出た患者は全国から47人報告され、このうち46人が「紅麹コレステヘルプ」、1人が「ナイシヘルプ+(プラス)コレステロール」を摂取していたということです。

ようするに、これだけです。


私があえて突っ込む必要もないと思いますが、実際の分母がいくつなのかとか、

飲んだから腎疾患になったのか、腎疾患になり健康意識が高まり紅麹サプリを飲み始めたのか、

 

内情は分かりませんが今いち表に出てきている情報だけでは、科学的な根拠の薄さが見え隠れしますよね。

また、インタビューの中で医師の方が

どんな成分が、腎臓病を引き起こしたのかはまだ分かっていないため、原因については今の時点でははっきりしたことは言えない

と言っております通り、よくわからないままこれだけ問題が大きくなりました。

で、結果は冒頭の通り、紅麹は健康に影響を及ぼさないという公式発表。

もちろんそんなのは最初から分かり切っていることです。

数千年間人類が見過ごしていたとは思えないからです。

もしかしたら紅麹以外で害のある成分が入っていたのかもしれませんが、冷静に見てみると、

 

こんな些細なこと・不確かなことでこれだけ政府もメディアも大騒ぎできるのに、

どうしてコロナワクチンのことは静観し続けているのでしょうね


だって、紅麹の比ではないことなんて火を見るより明らかじゃないですか。

政府が嫌々公式に認めている数ですら、現時点で本件の比ではないわけで(5人と1000人ですよ)。

 

腎臓疾患が増えてきたのなら、疑うべきはサプリメントではなく、まずは全国民に強要したコロナワクチンですよね?


本当に不思議な世界になりましたし、この世界に違和感を抱かず全て鵜呑みに出来る人は、善人を通り越して愚かな域にあるかもしれません。

そして大方、小林製薬さんが製薬業界の何らかの意向に沿わなくて干されたのかなと、心の汚れている私には見えてしまうのでした。

 

  健康維持は千差万別


ただ、誤解して欲しくないこともあります。

体に良い成分だからといっても、何事にも適量があるという点です。

その適量も人によるし年齢にもよる。

例えば赤ちゃんに蜂蜜を与えてはいけないって有名ですよね。

https://www.caa.go.jp/publication/pamphlet/assets/representation_cms214_221118_02.pdf

 

ハチミツは体に良い食品で間違いありません。

一般的な白糖を摂るよりもずっと良いと思います(私は甘いお菓子大好きだけど)。

では何故赤ちゃんは駄目なのかと言いますと、政府のQ&Aには次のように書かれています。

生後1歳未満の乳児においては、腸内環境が成人とは異なり、腸管内でのボツリヌス菌の定着と増殖が起こりやすいとされます。ボツリヌス菌は、芽胞(がほう)を形成しますが、この芽胞で汚染された食品を乳児が食べると、腸管内で発芽、増殖して、毒素を産生して乳児ボツリヌス症を発症することがあります。

症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、脱力状態、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる、特に、顔面は無表情となり、頸部筋肉の弛緩により頭部を支えられなくなるといった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。

要するに、1歳ごろから腸内細菌の環境が整うから、ボツリヌス菌が含まれるハチミツを食べても何ら問題は無くなるわけです。

でも逆に言うと、腸内環境が乱れている人にとっては、蜂蜜はあまりその人の体に良くないもの(余計な負担になるもの)であり、更に腸内細菌のバランスが壊れれば体調が悪くなります。

この1例からも分かるように、健康の概念なんて人それぞれなのです

 

どんなに体に良いものだって、状況次第では毒にだってなり得るわけで。


だから万人の健康に良いという食品を信用しては駄目で、

人間の健康に最も重要なのはバランスだという点をお伝えする為に紹介しました。

結局、紅麹は氷山の一角で、他にも生きた乳酸菌ビジネスはかなり市場が拡大していますが、

あんなのはただのビジネスであって、別に飲まなきゃ死ぬなんて事はないし、

飲んだから長生きできるなんて事もありません。

 

全ては生まれ持った体質と、日頃の生活習慣の2点に依存するからです。

 

昔紹介した紫電改パイロットのおじいちゃんの言葉がすべてを物語っている気がします。

 

  まとめ

 

私の考えをまとめると、小林製薬さんが販売していた製品に紅麹以外で害のある成分が混入していた可能性は否定できないものの、

紅麹自体には問題はなく、また紅麹サプリを摂取したからといって特別体に良いわけでもありません。

だって、死んだ菌ですよね?

そんなものは日々の食品で摂れるわけだから・・・。

 

生きている菌でも体に良いかはその人の体調によります。

 

あと、サプリで血圧をさげたいって安直な考えは辞めた方がいいです。

 

新たに食品を食べる等の足し算ではなく、日々の食生活から引き算した方がいいですよ・・・。

 

 

そして今回の一件で改めて、政府もメディアも、何らかの意図・意向で動いていることが伺えます。

例えるのなら国の方針に無条件で従うだけの役所・役場みたいな感じでしょうか。


政府やメディアのこうした動きは、定期的に開催するお祭りイベントのような娯楽として見た方がいいかもしれません。

 

次はどんなお祭りがあるのか楽しみですね!

 

わっしょーい(白目)

 

 

おわり

 

 

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