TODAY'S
 
今年もT病院は絶好調みたいです

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。
 
昨日の原発の記事に続き、被災地で今度は大規模な地滑りやダム決壊の恐れが出てきているようですね。

 

実際に起こるのか起こらないのかは別として、不思議と次から次へと危機が迫るので腹立たしい限りです。

心よりお見舞い申し上げます。


さて、本日は久しぶりにT病院のお話をさせて頂きます。

というのも、今年に入り相次いでT病院関連の出来事が起こったからです。


1)それ見落とす!?

一昨日投稿した記事で患者さんの配偶者の方が入院していた話題に触れましたが覚えていますでしょうか。

この配偶者の方(Aさんとします)は年末までT病院に入院していたのですが、突如医師から「もう治療するところは無いから退院して欲しい」と言われたそうです。

Aさんは元々介護施設に入所されていて、具合が悪くなり救急車でT病院へ、そしてそのままご入院した流れだったようですが、

治療という治療もされないまま、年末の時期に「なんともないから退院して欲しい」と打ち明けられた格好です。

これだけ聞くとあまりピンとこないかもしれませんが、病院の職員さんたちもやはり年末年始はお休みしたい方が多く、どうしても人手不足になる時期なのですね。

だから昔から年末になると負担軽減の為に、緊急度の低い患者さんを退院(一時帰宅含む)させる動きが一部でありました。

つまりAさんも緊急度は低いからとりあえず病院から出て欲しいということだったのでしょう。

家族からすると年末の忙しい時にそんなことを言われたら困ってしまうのですが、まぁ仕方ないのかもしれません。

結局Aさんは施設に帰りました。

しかし施設の職員さんは首をかしげます。

明らかに様子がおかしかったそうです。

退院してきたその日に急いで公立病院と調整して、そのまま検査入院という形を取ってもらったとのこと。

そして驚くことを公立病院側から告げられます。

なんと重度の胆管炎だったらしく、あと少しでも遅かったら命はなかったと。

私は医療従事者ではありませんが、死にそうな人くらい分かります。

施設職員さん方も同様です。

でもT病院は誰一人として分からなかったみたい。

素人ならまだしも、T病院に勤務しているたくさんの医療職・介護職・医師達は専門職ですから、本当に不思議でたまりません。

実際に見ていませんが、胆管炎ですからね、黄疸が出なかったのでしょうか。
 
仮に黄疸が出ていたとして、
 
医師から「なんの問題もない」と言われ帰って来た患者さんが黄疸でまっ黄色で意識が朦朧としていた、というシュールな光景を目に浮かべると・・・。

笑っちゃいけませんが笑う以外ありません。

結局Aさんは公立病院で緊急手術となり、今は自分でお食事を摂れるまでに回復し、退院間近となっているそうです。
 
ご家族も相当ご立腹でした。
 
アレ具合が凄まじい・・・


2)それ見落とす!?

これもつい先日のお話です。

自宅で身動きが取れない方を病院に搬送して欲しいという依頼を受けて出動しました。

現場に到着してみると、それはもう異様な光景で、体の状態も悪く初見で腰椎の圧迫骨折かなと大方の予想がつくほどでした。

(ちなみにこの方も一昨日投稿した記事の後半でお伝えした方です)

車両に乗せて出発前に軽くご家族から情報収集をします。

ご家族曰く、2日前に救急車で病院に行ったそうです。

そこでレントゲンやCTまで撮り、医師から「一切異常なし」ということで家に帰されたとのことでした。

普段ならここまで聞けば「私の勘違いで骨折はしていないのだろうな」と思うわけですが、なんと不運なことに救急搬送された先がT病院だったのです。

T病院の名前を聞いた段階で「やっぱり五分五分だろうな」となりました。

家族もこんな状態では家での生活が成り立たない為、困り果てている様子。

今回はT病院とは別の病院に行くわけですが、そこはレスパイト入院も出来る病院です。

ダメもとで受診するという内容だったのですが、受診の結果、案の定腰椎の圧迫骨折をしており、更に心臓も駄目になっているようで、緊急入院となりました。

 

ちなみにT病院はそこまで大きな病院ではないものの、それでも300床クラスの救急病院であり、私の地域では主力病院の1つなものだから困ります。


T病院には「生きたきゃ行くな」なのですが、救急車を呼べばかなりの確率で運ばれてしまうという。

医療の現場も厳しい現実が見え隠れします。
 
 
最後に、先ほどの心臓の話を少し書かせてもらいます。
 
例の臭いが凄まじかったこの患者さん、ここ数日は食事も一切取れなくなっており、心臓も駄目になっていたということで。
 
具体的にどう駄目になっていたのかは聞けませんでしたが、思い当たる節がありますよね。

過去に心臓の問題について記事を書いたことがありましたが、こうした点からも先日は尚更絶望を感じた、という流れでした。
 
 
今年は益々荒れそうですね。
 
病気に限らず、社会そのものも同様です。
 
覚悟して挑みましょう。
 
 
おわり