TODAY'S
 
時間に無頓着すぎ

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。


今日はA病院からB病院までの転院搬送をしたのですが、実はここのB病院はとある問題を抱えています。

A病院からB病院までは天気が良ければ押して行けるんじゃないかってくらい近いのですね。

この近さからA病院ではB病院が人気の転院先になるのですが、搬送価格が安いかと言えばそんなことはありません。

なぜならここのB病院、患者も私達業者も、ものすごい待たせてくる病院だからです。

その待たせ方も常軌を逸しており、ムラはあるものの毎回到着から1時間くらいは見ておかなければいけません。

何故待たされるかって?

その理由すら良く分かりません。

とにかくただただ、待たせてくるのです。

この前はA病院の看護師さんとこんな会話をしたほどです。

看護師「〇月〇日にB病院まで転院搬送をお願いしたいのですけど

私「はい大丈夫ですよ!

看護師「ありがとうございます!概算ってどのくらいになりますか?

私「実は・・・あそこの病院はかなり待たせられるので通常だと5千円くらいでいけますが1万円くらい見ておいて欲しいのですよ

看護師「あー、そうみたいですね;

看護師さん方にも評判が広がっているようです・・・。

それで今日も行ってきたのですが、案の定めちゃくちゃ待たされました。

A病院のICUからルート類が4本もついて点滴棒にてんこ盛り状態の患者さんを乗せたストレッチ―をガラガラ押しながらB病院の正面玄関に入ります。

まず、そこには門番のように態度の悪いおばさん看護師が待ち構えており、だいたい一言文句を垂れてきます。

何か一言でも文句を言わないと気が済まない人のようです。

私は目を合わせないように頭を下げて視線をそらしながら、そっと入院受付前の座席付近まで入り込みました。

入院受付は待たせることを想定しているのか、普通に30~50人くらい座れる量の座席が用意されています。

用意周到なのです。

座席に沿うような形でストレッチャーを固定し、家族にはそのとなりの席に座ってもらって、患者さんと歓談してもらえるセッティングにしました。

もう一人の家族が受付に向かいます。

私はもう覚悟が出来ているうえ、事前にトイレも済ませてきて、車のエンジンも止めて、準備万端です。

さぁ、待つぞ

そんな気構えでいると、門番の看護師が私の方におもむろに寄ってきました。

コワイコワイコワイコワイ

一体何を言われるのでしょうか

門番「ちょっと。そこは邪魔なのでもう少し移動してください

(図で説明できないのが恐縮ですが、そんな大量の座席を用意できるスペースだという点でご想像ください)

私は思わす噴出しつつ、

私「え?はい。どこに移動したらいいですか?

門番「もう少し前に進んでください

(座席を2~3列分ゆっくりストレッチャーを押して進む)

私「このあたりでしょうか

門番「もう少し前です

(座席を更に1列分ゆっくりストレッチャーを押して進む)

私「ここでしょうか

門番「はいいいですよ。ここは動線になりますから皆さんの邪魔です

それさっきも聞いたがな。

当然道をふさぐようなことはしてませんからね。

5人掛けくらいの椅子が何列にも並んでいるところに沿うようにストレッチャーを止めて、動線の妨害をするわけがないですよね。

まぁ本当に、面白いです。

そこから20分ほど待ちましたところ、丁度家族が座っている後ろの座席が空いたので、恐縮ですが私も座らせてもらいました。

しばらくして、患者さんが右足に違和感があるとのことで、私は立ち上がり、2~3歩前に出て身を乗り出し、患者さんのケアを10秒ほどして、

再び2~3歩後ずさりして、座ろうとしたところ、背後に気配が。

知らないおっさんが我が物顔で座ってる・・・

 


マジやべぇのばかりだ

 


そこから私は再び立って待つことにします。

そこから更に30分程待ったでしょうか。

やっと事務員が声をかけてきて病棟まで案内されます。

お待たせしました」という言葉一つかけられません。


ちなみに、ここのB病院はほぼ公立病院みたいなところなのですよ。

公立病院の様子がオカシイことは何度も伝えてきましたが、マジで頭がオカシイのです。

だって、これだけ大勢の人が働いている中で、誰か1人でも「ってか患者さんだけ先に病棟に案内すればよくね?」って発想が浮かばないのだから。

その他多数の世間一般の病院ではそうしているのです。

根本的に知能に問題を抱えているか、生産性(効率)に興味がないのか、自分以外の仕事に興味がない(どうでも良いと思っている)のか、わかりませんがゾッとします。

病院だから待たせられるのは当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、転院搬送の場合は受診患者と違って、病院同士で「何時に到着してください」という打合せの上で行われているのですね。

お互いがそれに向けて準備をしているのです。

だからこそ間に入る我々だって時間厳守が当たり前。

今日だって10時に到着するようにとB病院からの指定があって、時刻通りに向かっているのに、そこから1時間受付で待たせるのですよ。

B病院の病棟の看護師さん達からすると、当然病棟には「10時に患者さんが到着する」ていで準備をしているわけですから、看護師さん達も可哀そうです。

スケジュールが狂いますからね。

それに下手したら、B病院の看護師さんからすると、自分の病院の受付の仕組みがクソだという事を知らずに、私が遅刻してきている構図に見えているのかもしれません。

実は思うところがあって、私に対して物凄い冷たいんですここの病棟看護さんがたって。


まぁそんな感じで、よく相方ともここのB病院の話題があがるのですよ。

スケジュールを組む際にも配慮しなければいけませんからね。

それで相方が言ってたのが、

役所もそうだけど、あいつら感覚が違うんだよ。昔に比べたら随分マシにはなったけどさ。あいつらにとっては客って概念もないだろうし。

だよなぁ。

なんかこう、優先順位が違うんですよね。

え?そこ重要?みたいな。

彼ら彼女らにとっては重要なことでも、世間一般からみたらどうでも良い事が多すぎ。

でも今の世の中ってどんどん社会主義化しているから、世の中が公務員脳(社会主義脳)になっていくのは必然なわけで、先が思いやられます・・・。

 

 

おわり