【新】拒過食症への道⑤ | おかんのつぶやき

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人生を振り返るシリーズを書いています。

【新】拒過食症への道→こちらから

【新】拒過食症への道②→こちらから

【新】拒過食症への道③→こちらから

【新】拒過食症への道④→こちらから

 

 

ダイエットを一大決心したものの、

どうやって痩せるかなんて知識はその頃は全くなかったと思います。

家庭科の授業でもらった食品一覧の本を元に、

とにかくカロリーの少ないものを選んで、食べていました。

野菜、こんにゃく、豆腐、海藻。

父は、極端に食べなくなった私を心配して半分怒っていましたが、

母は何も言わずに見守っていました。

むしろお弁当を少なくしてくれたり、ちょっと応援していたようにも思います。

母は私に、ご飯(お米)は太るから食べるな、と言っていました。

父は、お米は完全栄養食だから、しっかり食べて良い、

ご飯では太らない、と言っていました。

どちらを信じていいのか分からず、でも怖がりの私は、

なるべく食べないようにしていました。

 

ダイエットを始めたのが2年生の終わりごろだったと思います。

58㎏~60㎏ぐらいあったように記憶していますが、

段々少なくなって、半年ぐらいで52~53㎏ぐらいになったように思います。

周りのみんなにも「痩せたねー」と言われて少し嬉しくて、

もうダイエットは良いか、と思ったんですが、

これがそこで終わりませんでした。

食べなくなった頃は本当に体もしんどくて頭もフラフラして、

ダイエットって辛い!って思っていたのですが、

この頃になると体が慣れてしまい、

更に食べないダイエットをしていたので、

いつどこでどう食べればいいのかが分からなくなってしまっていました。

そして、

また太ってしまうんじゃないか、という

恐怖心もありました。

だから結局食べることができなくて、

食べない時期が更に続きました。

 

大学受験の時期になっていました。

学校に行って、帰ってくると部屋で勉強というスタイルを確立していました。

勉強中に母がおやつを持ってきてくれていました。

でも本当は、部屋で全く集中ができず、勉強しているふりをしていました。

勉強が分からないのもあったけれど、脳が回らなかったのを覚えています。

集中力がとにかくありませんでした。

体重はすごく減りもしないけれど、増えるわけでもありませんでした。

そして大学受験を何とか超えて、高校を卒業する頃は、50㎏ぐらいでした。

大学は、4校受けて1つだけ合格を頂きました。

 

あ、そうそう、私は身長が168㎝あるんです。

だから60㎏ぐらいは普通にあっていいんですよ。

55㎏ぐらいの時はすごく体調がよかったように思いますが、

50㎏ぐらいになるとちょっと体がしんどく感じる日が多かったと思います。

しかも痩せ方が、「食べていない」、ですからね。。。

脂肪だけじゃなく、筋肉も減ったように思います。

そして思春期、嬉しい反面、心にも穴ができたような…

もう少し続きます。

 

感謝を込めて…